平成28年度当初予算

一般会計予算額    31,250,000千円


「百年を見据えた基盤づくり」に向けて

1 予算編成の基本姿勢


 歳入は、地方交付税の減収が想定され、財源確保の厳しさが増している一方、歳出は、市役所本庁舎等建設事業等により増加しています。

 予算の編成に当たっては、「秩父市中期財政計画(財政プラン)」を着実に実行し、将来の赤字を回避するために、歳出の重点化・効率化を進め、事業の優先度や費用対効果を勘案しながらスクラップアンドビルドをさらに徹底し、メリハリのある予算編成を行いました。


2 歳入について


 法人市民税の増収などが見込まれるため、市税全体ではわずかに増収を見込みました。市にとって重要な収入である地方交付税は、合併特例期間が終了し、段階的に減額していることから、減収を見込みました。また、市役所本庁舎等建設のためにこれまでに積み立てた基金からの繰入金、市債は増加しています。

 また、昨年度から急増しているふるさと納税の寄附金は増収を見込んでいます。


3 歳出について


 総務費は、市役所本庁舎等建設事業が最終年度を迎え、大幅な増額となりました。また、豊島区との連携による秩父版CCRC事業など、人口増加や雇用創造に向けた地方創生事業も増額となりました。

民生費は、社会保障費全般の需要増加はありますが、介護保険特別会計への繰出金の減少などの理由により全体では減額となりました。

 衛生費は、広域化される水道事業の施設整備のため、出資金が増加しています。土木費は、橋りょう整備事業費など事業量の減少により減額となりました。教育費は、小学校の空調設備設置事業などにより増額となりました。


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平成28年度各会計の予算規模(137KB)
平成28年度一般会計別款別(歳入・歳出)(115KB)
平成28年度主要事業一覧表(347KB)
平成28年度一般会計予算書(全文)(2,152KB)