札所30番 瑞竜山 法雲寺

市指定史跡
昭和34年4月10日指定

札所30番 瑞竜山 法雲寺           ずいりゅうざん ほううんじ 

所在地:秩父市荒川白久432番地
所有者:法雲寺


 当寺は、臨済宗建長寺派に属し、唐の玄宗皇帝の作になるという如意輪観音を本尊とする。
 開山は、鎌倉の本山建長寺十九世道陰物恵禅師(中国の僧といわれ正中2年(1325)寂)と伝える。
 堂宇は、元和元年(1615)には、観音堂(深谷堂)のほか、別当である本堂・礼堂・仁王門等も備えていたが、嘉永年間(1849年頃)の火災で、観音堂のみを残し焼失した。堂は六間四面で、回廊を巡らしている。
札所30番 瑞竜山 法雲寺