札所17番 実正山 定林寺

市指定史跡
昭和40年1月25日指定

札所17番 実正山 定林寺            じっしょうざん じょうりんじ 

所在地:秩父市桜木町21番3号
所有者:定林寺


 この観音堂は、方形屋根で四間四面の独立の堂で、高さ1m程の土壇の上にたっている。内陣は前と左右を扉で囲い、古風の阿弥陀堂のように念仏回廊がある。
 本尊は十一面観世音立像、像高55cm寄木造りで、他の十一面観世音坐像には、ひざ裏に広木池之坊、願主武州国郡法印元暁、天正21年(1593)癸巳、3月23日開眼の墨書がみえる。銅鐘は県指定有形文化財である。
札所17番 実正山 定林寺