デジタルライフライン全国総合整備計画

「ドローン航路」設定の先行地域に選定されました!

経済産業省「デジタルライフライン全国総合整備計画」

 経済産業省は、人口減少が進むなかでもデジタルによる恩恵を全国津々浦々に行き渡らせるため、約10か年の「デジタルライフライン全国総合整備計画」を策定しました。その中の「アーリーハーベストプロジェクト」の1つである「ドローン航路」の設定で秩父市が先行地域に選定されました。

 このアーリーハーベストプロジェクトでは、ドローン航路設定の他に、自動運転車用レーン設定、インフラDX整備があります。詳細は以下のリンクをご覧ください。

 https://www.meti.go.jp/policy/mono_info_service/digital_architecture/lifeline.html

 

 

 

ドローン航路設定の目的

 全国各地で既に行っているドローンの取り組みを線で結び、ドローンの目視外の自律飛行による「点検」や「物流」の自動化を普及し、ドローンの安全かつ高速な運用が可能となることを目指すものです。

<これからの取り組み>

 ドローン航路設定の先行地域として、静岡県浜松市とともに秩父地域が選定され、秩父地域では、2024年度頃までに秩父エリアの送電網等において150km以上の航路を設定して利用開始し、ドローンを活用した点検や配送等の普及を後押しすることを目指します。

 今後、送配電網等の既存インフラを活用し、将来的には地球1周分(約4万km)を超えるドローン航路の設定が想定されています。

<ドローン航路整備によって期待できること>
  • 災害時の緊急物資配送(医薬品等)
  • 人件費をかけて行っていた公共事業の一部をドローンに置き換えることによるコストカット
  • 市内企業の人手不足解消
  • ドローン関連事業の担い手等による雇用創出