児童・生徒の皆さんへ
児童・生徒の皆さんは、この一年間、一人一人が自己の成長のために大きな目標やその目標を達成するための日常生活で心掛けたり、積み重ねたり、限りなく努力してきたことと思います。その結果、心身ともに大きく成長したことと確信します。今年度も3月を迎え、残りわずかとなりました。今年の冬は、寒く乾燥した日々が続いていましたが、その寒さも徐々に和らぎ、最近は春の訪れを感じるようになりました。
今年の2月は、4年に一度開催される冬季オリンピック競技大会が、イタリアの地において、「ミラノ・コルティナ2026冬季オリンピック競技大会」として平和の祭典が盛大に開催されました。児童・生徒の皆さんも、家族の人と一緒に日本を代表して参加した選手の活躍を、テレビや新聞記事等で見た人が多かったと思います。日本選手団は、過去最多の24のメダルを獲得しました。その多くは、高校生や若い世代の選手であり、金5、銀7、銅12のメダルを獲得した中には、埼玉県にゆかりのある選手もいました。
まず、フィギュアスケートの団体・銀メダル、男子個人・銅メダルを獲得した佐藤駿選手は、埼玉県内の中学校・高等学校を卒業し、現在は大学生です。また、スノーボード女子ハーフパイプ・銅メダルの小野光希選手は、埼玉県内の小・中学校を卒業し、現在は大学生です。さらに、スピードスケート女子団体追い抜き・銅メダルの野明花菜選手は、現在県内の大学に在籍しています。そして、今回の大会は残念ながらメダルには届きませんでしたが、スピードスケート・ショートトラックに出場した金井莉佳選手、渡邊啓太選手も県内の小・中・高等学校を卒業した大学生と社会人です。さらに、スキー・フリースタイルに出場した須貝龍選手も県内在住であり、埼玉県にゆかりのある選手6名が世界で大活躍をしており、選手の皆様の日頃の努力は計り知れませんが、たくさんの感動をいただくことができました。これらの選手の他にも日本代表選手や他国代表選手の活躍には、メダル獲得の有無に関わらず、世界中の多くの人々へたくさんの感動を与えたことと思います。選手の中には、28年前に開催された長野冬季オリンピックやその後の冬季オリンピックをテレビで観戦し、「自分も選手になってメダリストになりたい。」と夢を抱いて練習に励んできた選手もたくさんいるようでした。
児童・生徒の皆さんは、スポーツ活動に限らず、将来就きたい仕事であったり、取り組んでみたい伝統文化であったり、心に秘めた将来の夢・目標を持っていることと思います。皆さんは、今後少しの努力で達成できそうな夢・目標や、長い年月を努力に努力を重ねなければ達成できないほどの難しい夢・目標もあるかと思いますが、多くの人の指導や協力を得ながら、粘り強く、挑戦し続けてほしいと願っています。
さて、中学3年生は、日々の学校生活において、様々な教育活動を通じて、心身ともに大きく成長し、まもなく9年間の義務教育が修了することと思います。そして、すでに進路先が決定している人もいるかと思いますが、2月26日・27日に行われた、埼玉県公立高校入学者選抜学力検査・適性検査・面接の結果を待っている人も多いのではないかと思います。志望校に合格できるよう心より願っております。このように間もなく4月からの進路先が決定し、それぞれの新たな進路先へ向かって、明るい希望と夢に向かって、卒業していく時期となりました。
また、小学6年生も同様に6年間の小学校生活が修了し、たくさんの学びと一生懸命取り組んだ様々な活動の成果を胸に、中学校へ進学することになります。小学6年生も中学3年生も、今まで最上級生として各学校のリーダーとして、下級生の手本となり、充実した学校生活に努力してきたことと思います。今までの良き伝統を引き継ぎ、さらに良い学校づくりに取り組んで、新たな伝統の1ページを残していただきました。本当にありがとうございました。
改めまして、小・中学校を卒業する皆さん、ご卒業おめでとうございます。4月からの新しい生活に早く慣れ、皆さんのご活躍を心よりお祈りします。そして、保護者、ご家族の皆様、今まで親身になり、寄り添った温かな雰囲気で慈しみ、成長を見守っていただきました。心よりお祝いを申し上げますとともに、それぞれの学校教育活動へのご理解とご協力を賜り、深く感謝申し上げます。また、日頃から小・中学生の見守り活動に、早朝よりご協力いただきましたスクールガードリーダーをはじめとする地域の皆様に、心より感謝申し上げます。