令和7年度教育長からのメッセージ

令和3年度教育長メッセージ 

2025年6月9日 第75回全国植樹祭、全国植樹祭秩父市記念事業 盛大に開催 児童・生徒・保護者・地域の皆様に感謝します New!

 第75回全国植樹祭は、5月25日に秩父ミューズパークを主会場に開催され、天皇陛下のご臨席を賜り、「人・森・川 つなげ未来へ 彩の国」をテーマに、多くの方々のご協力により無事に終了しました。第75回全国植樹祭は、公益社団法人国土緑化推進機構と埼玉県が主催となり、埼玉県内では第10回の寄居町の開催から66年ぶりに第2回目の開催となりました。

 第10回大会では、天皇皇后両陛下は、スギを植樹し、参加者約7,000人がヒノキを植樹しました。そのスギやヒノキは、適切に管理されて大きく育ち、今回の第75回大会では、天皇陛下が「ヒノキとアカシデ」の種をお手播きの際に、種入れとおしぼり受けに活用されました。また、秩父地域のスギを活用して、ベンチやプランターカバーも製作されました。ベンチやプランターカバーは、活用を希望した学校が引き取り、すでに設置していただき、活用しております。このように今回の大会では、今まで県内に植樹されて大きく育った人工林をどのように伐採し、木材をどのように活用していくか、そして伐採後には、再び植樹し、育てるといった森林の循環利用を促進する「活樹」が求められる大会でもありました。

 また、秩父市内各小・中学校の緑の少年団の団員である児童・生徒には、第75回全国植樹祭の開催にあたり、令和4年度から活動の一環として、苗木のスクールステイにご協力をいただき、ありがとうございました。1回目は、コナラやクヌギの実(どんぐり)を播き、発芽から苗木になるまで、2回目は、ケヤキやイロハモミジなどの苗木を水やりや除草を行い、さらに大きく育てていただきました。5月25日は、埼玉県の木であるケヤキや秩父市の木であるモミジ、コナラやクヌギ、アラカシやヤマツツジなど、埼玉県内の学校や緑の少年団が育てた苗木と埼玉県で育てた苗木等約10種類を、県内外から招待された約3,500人が、一人1本ずつ秩父ミューズパーク(旧ゴルフショートコース内)に植樹しました。各学校で育てていただいた苗木は、すべて植樹され、大きく育ってくれるものと思います。

 そして、秩父市内小・中学校12校の緑の少年団から児童・生徒67名が、式典やアトラクション等に協力していただきました。児童・生徒・保護者・教職員の皆様には、事前研修会やリハーサルにご協力をいただき、深く感謝申し上げます。67名の児童・生徒の皆さんは、大勢の前で緊張したと思いますが、リハーサルの成果を十分発揮し、役割を十分果たしていただきました。一生涯忘れることのない、かけがえのない、特別な思い出となったことと思います。ご協力をいただき、ありがとうございました。

 さらに、秩父市では、全国植樹祭の開催を記念して、全国植樹祭秩父市記念事業実行委員会を組織し、5月25日に「秩父祭・川瀬祭」の笠鉾・屋台の特別公開を行いました。当日の朝は、小雨が降っていましたので、雨除けシートを全て外すことができませんでしたが、天皇陛下には、秩父神社境内に飾り置きした6基の「秩父祭笠鉾・屋台」をご視察していただきました。

 各笠鉾・屋台を日頃から管理していただいております保存会や町会の皆様をはじめ、多くの関係者の皆様のご理解とご協力により、秩父市街地に「秩父祭・川瀬祭」の笠鉾・屋台13基を「特別公開」できたのは初めてのことでした。市内の小・中学生をはじめ、多くの市民の皆様、観光でお越しになったたくさんの方々にご覧いただき、心より感謝申し上げます。

 「秩父祭・川瀬祭」の笠鉾・屋台は、飾り置きの準備となった24日には3万人、25日当日は6万人、合計9万人の方々にご覧になっていただきました。これもひとえに、各保存会や町会の皆様、曳行に携わっていただいた多くの皆様をはじめ、秩父市内外の関係者の皆様、実行委員の皆様のお陰と深く感謝申し上げます。


2025年6月9日

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