特定外来生物防除事業

特定外来生物

 もともと日本にいなかった生物で、地域の自然に大きな影響を与える生物を特定外来生物といいます。県内ではアライグマ、カミツキガメ、ブラックバスなどの動物やオオキンケイギクなどの植物が確認されています。

 特定外来生物に指定されたものは、栽培、運搬、販売、譲渡及び野外に放つことなどが禁止されています。

 

アライグマ

 秩父市では、埼玉県の「アライグマ防除計画」に同意し、アライグマの捕獲を行っています。

 

オオキンケイギク

オオキンケイギク

  • 多年生植物
  • 高さ30~70cm
  • 花期5月~7月頃
  • 直径5~7cmの橙黄色の頭上花をつける。

 

条件付特定外来生物

 条件付特定外来生物は、外来生物法に基づき特定外来生物に指定された生物のうち、通常の外来生物の規制の一部を当分の間、適用除外にする生物の通称です。

 

アカミミガメ(ミドリガメ)・アメリカザリガニ

 アカミミガメとアメリカザリガニは、2023年6月1日より条件付特定外来生物に指定されました。

 一般家庭等での飼養等や無償での譲渡し等については、許可なく行うことができますが、販売・頒布を目的とした飼養等や野外への放出等については、通常の特定外来生物と同様の規制がかかります。

 

生態系被害防止外来種

 幅広く生態系等に被害を及ぼす恐れのある生物を生態系被害防止外来種といいます。

 

アメリカオニアザミ

 

アメリカオニアザミ

  • 高さ50~100cm
  • 開花期7~10月
  • 花は淡紅紫色

 ※ 鋭いトゲを持つため安易に触ると危険です。ご注意ください。

 

リンク

日本の外来種対策(環境省)