源内居

市指定有形文化財(建造物)
昭和45年11月3日指定

源内居げんないきょ 1棟

所在地:秩父市中津川243番地
所有者:個人


 この建物は、間口7.2m・奥行4.5mの建物で、平賀源内の設計施工により明和3~5年(1766~1768)に建築されたとされる。ここで鉱山経営、執筆にあたり、名作「神霊矢口の渡し」もここで執筆したと伝える。
 建物の欄間は精巧な切り組子細工で、床の間の壁は薄茶色の硬質漆喰で烏帽子(えぼし)仕上げにされており、天袋戸棚の板戸の引手・襖の引手に源内発明の金唐革(きんからかわ)を用いている。
源内居