こまり門

市指定有形文化財(建造物)
平成元年10月23日指定

こまり門    もん 1棟 付 左右そで塀

所在地:秩父市大野原897番地
所有者:個人


 当家は、代々名主をつとめ、「こまり門」は後方の住宅の門である。住宅も洗練された手法による書院造で、住宅や門に関する資料はないが、秩父が忍領になった寛文3年(1663)頃の造営と思われる。
 開門すると近所に異変があるので、大野原の「こまり門」として著名。表柱間1.92mの向い唐破風造の門で、左右の切石積の基壇上に塀を構えている。
こまり門