

6月21日(土)と22日(日)の2日間にわたって開催された「秩父文学祭」は、自然豊かな秩父の中でことばの魅力を存分に楽しむことができる素晴らしいイベントでした。参加者同士の交流も活発で、文学やアートを通じて秩父の文化を新しい切り口で体感していただけたと思います。
特に印象的だったのは、普段あまり文学に触れていない方々も気軽に参加し、特に若い世代の女性たちが装いを楽しみながらイベントを満喫している姿でした。受賞作品の朗読会では、舞台俳優の梅津瑞樹氏のパフォーマンスに引き込まれ、物語の世界に没入することができました。心を込めた作品のご応募、ありがとうございました。
また、番場通りでは文学をテーマにした限定メニューの提供「文学の味めぐり」もあり、味覚を通じて文学を楽しむことができました。さらに、みやのかわナイトバザールや秩父グルメフェスタとのコラボ、上町ホタル祭りの開催など、秩父を訪れた方々に多彩なプログラムを提供できたことも嬉しかったです。
通常の観光イベントとは一味違い、夜間のプログラムやトークショー、街歩き、ワークショップなどを取り入れることで、観光客の滞在時間を延ばし、秩父の文化に触れる機会を増やすことができました。
今後は、秩父を丸ごと体感していただけるイベントにさらに力を入れていきたいと考えています。暑い日でしたが、内容は涼やかで、心に響くことばや新しい出会いがたくさんあり、素敵なひとときを過ごすことができました。
最後に、開催にあたりご協力いただいた㈱西武不動産様や日本大学芸術学部様をはじめとする関係者の皆さまに心から感謝申し上げます。ありがとうございました!