5月12日(月)は、埼玉県医師会地域医療連携推進会議に参加し、埼玉県医師会長をはじめとする関係者と意見交換し、私たち秩父地域の医療の現状と課題について改めて考える機会をいただきました。
私たちの地域において、医療は生活に直結する非常に重要なテーマです。医療環境の整備は、地域の活性化にもつながります。そのためには、医師の確保や育成が不可欠であり、今後の取り組みが求められます。これからも地域医療の充実に向けて、関係者と連携しながら努力していきたいと思います。
また、今後予定しているタウンミーティングでは、地域医療の現状や課題、さらには新たな病院建設についてお話しさせていただく予定です。この場を通じて、参加者の皆さまからのご意見やご質問を伺い、双方向のコミュニケーションを図ることができればと考えております。途中入退室も可能ですので、お忙しい方でも気軽にお越しいただけます。ぜひ、この機会にご参加いただき、皆さまの考えをお聞かせください。
私たち秩父地域がより良い医療環境を整えるためには、皆さま一人ひとりの意見が不可欠です。地域の声を大切にし、一緒に考え、共により良い秩父の未来を切り開いていきましょう。皆さまのご参加を心よりお待ちしております。
※タウンミーティングについてはこちら
5月12日(月)には、武甲山資料保存会総会・理事会に出席しました。
武甲山において、固有の希少植物「チチブイワザクラ」が約20年ぶりに自生が確認されたというニュースは、埼玉県が2025年3月に公表した最新版のレッドデータブックで明らかになり、秩父地域の自然環境保全の重要性を再認識させるものでした。
こうした自然環境保全の成果は、秩父太平洋セメント㈱様、UBE三菱セメント㈱様、武甲鉱業㈱様、そして秩父自然保護委員会など、多くの関係者の方々の尽力によるものです。皆さまの地道な努力によって、秩父地域の自然が守られ、未来の子どもたちへ繋がっていくことに改めて感謝いたします。



5月11日(日)は、長野県川上村の第53回山菜まつりに参加しました!
甲武信ヶ岳を囲む秩父市、山梨市、川上村は、平成19年に「甲武信源流サミット」を開催して以来、環境保全に向けた連携を深めています。気候変動や水資源の枯渇が進む中で、「いのちの水」の重要性を広く発信していくことが求められています。
山菜まつりでは、地元の皆さんが新鮮な野菜を求めて賑わっている様子が印象的でした。山菜は地域の文化や伝統を大切にする象徴です。秩父市としても、農産物や農業政策に力を入れていきたいと感じました。
お祭りのあいさつの中では、第75回全国植樹祭についてもお知らせさせていただきました。全国植樹祭は、次世代を担う子どもたちのために、豊かな森林を継承していくための大切なイベントです。荒川の恵みで結ばれた山里と都市部が協力し、緑豊かな森と清らかな水を共有の財産として守り育てることが重要です。
自然の恵みを元気な姿で未来の子どもたちへと繋いでいくことは、荒川上流域の秩父地域の使命でもあります。甲武信源流サミットの意義にも関連する取り組みとして、ご来場の方々にもお伝えさせていただきました!
全国植樹祭まで、いよいよ2週間を切りました。秩父地域の皆さまと共に素晴らしい日を迎え、秩父地域の魅力を全国に発信していきましょう!


5月10日(土)は、ちちぶ学セミナーの開講式および公開講座に出席しました。
ちちぶ学セミナーは、秩父地域の自然環境や民俗や歴史、まちづくりに関する取り組みを専門的な視点から学ぶ貴重な機会であり、私自身も非常に楽しみにしておりました。
今回の公開講座では、立正大学地球環境科学部地理学科専任講師の川添航先生をお招きし、「地域の歴史・文化から考える秩父と観光の結びつき」というテーマでご講演いただきました。川添先生の研究は、観光現象と地域社会との多様な結びつきについて深く掘り下げる内容であり、非常に興味深いものです。
川添先生のお話を通じて、秩父の歴史や文化がどのように観光と結びついているのかを学ぶことができました。特に、地域の特性を活かした観光資源の維持と継承、観光の在り方についての考察は、私たちが今後のまちづくりにおいて重要な指針となり得るものだと感じました。秩父地域には豊かな自然と深い歴史があり、それらを活かした観光振興が活性化につながることを改めて実感しました。
また、セミナーでは参加者同士の意見交換も行われ、秩父地域への愛着や未来への可能性も感じられました。それぞれの視点から秩父を考え、語り合う姿は非常に明るく、私もその一員として参加できたことを嬉しく思います。