麻生加番所跡

市指定史跡
昭和45年11月3日指定

麻生加番所跡あそうかばんしょあと 

所在地:秩父市大滝1316番地
所有者:個人


 寛永20年(1643)、幕府の巡見の際、栃本関の警備の手薄なのを見て、麻生に加番所を設置するよう指令があり、設置されたものである。
 施設は名主宅を役所とし、別に間口3.6m(2間)、奥行2.7m(1.5間)の番人詰所があった。写真は名主兼番頭の千島家あるが、番屋は現存せず、現在の家は安政4年(1857)11月焼失のため新築されたものであり、今も同家を「番屋」と呼んでいる。
麻生加番所跡