9月14日(日)は、第73回秩父宮杯埼玉県自転車道路競走大会が開催されました。秩父地域の美しい自然を背景に開催されるこの大会は、「スポーツの宮様」として親しまれている秩父宮家から「秩父宮杯」を下賜し、昭和28年から続く伝統ある大会です。参加選手たちの力強い走りと熱い競り合いが繰り広げられました。特に、秩父ならではの起伏に富んだコースは、選手にとって挑戦であり、多くのドラマを生む要素となりました。


今年の大会には県内外から485名の選手が参加し、特に高校生上級の団体部門では大宮工業高等学校が見事に優勝を果たしました。彼らの活躍に心から拍手を送ります。また、多くの選手が自らの限界に挑戦する姿は、私たち観戦者に勇気と刺激を与えてくれました。
私の地元である大田地域でスタートとフィニッシュが設けられたことを大変嬉しく思います。これまでも選手たちの活躍を沿道から見守り、熱い声援を送り続けてきました。今回は、皆さまを秩父市の代表者として心からお迎えする立場となり、大会に関わるすべての方々に感謝し、選手の皆さまへ精一杯のエールを送りました。


大田小学校では地元特産品の販売も行われ、選手や観戦者に秩父の魅力を感じていただく絶好の機会にもなりました。地域の皆さまの協力と温かいおもてなしが、この大会を特別なものにしていると強く感じました。また、大会の成功には、キヤノン電子株式会社様を始めとする企業や団体、地元の高校やスポーツ協会の皆さま、そしてボランティアの方々のご協力をいただきました。心より感謝いたします。すべての選手の皆さま、運営スタッフ、そしてサポーターの皆さまに重ねて感謝を申し上げ、また来年の大会でお会いできることを楽しみにしています。