市長ブログ(令和7年)

清野市長

2025年6月6日 秩父さくら湖ゴミゼロデー2025 New!

ゴミゼロデー 

 先日、「秩父さくら湖ゴミゼロデー2025」に参加してきました。このイベントでは、カナディアンカヌーやSUP(スタンドアップパドルボード)を体験できるCanoe&SUP Bencherさんやボランティアメンバー、おもてなし観光公社、栃本ふるさとプロジェクトの皆さんと一緒に活動しました。天気は雨模様でしたが、それもまた自然の一部として楽しむことができました。

 カヌーで浦山ダム周辺を颯爽と巡りながら、ゴミ拾いを行いました。秩父地域には、浦山ダム(秩父さくら湖)、二瀬ダム(秩父湖)、滝沢ダム(奥秩父もみじ湖)、合角ダム(西秩父桃湖)の4つの荒川上流域のダムがあります。これらの荒川上流域の豊かな自然に、都心からわずかな時間でアクセスできるのは、秩父地域の強みの1つです。みんなで協力してゴミを拾いながら、「これだけきれいになった!」という達成感を味わい、心も晴れやかになりました。

 次に、昨日出席した「水源地域未来会議」についてお話しします。この会議では、水資源の管理について深く学ぶことができました。国土交通省が進めている「治水」「利水」「流域環境」をバランスよく考えた「流域総合水管理」という新しい取り組みがとても興味深かったです。「流域」で情報やアイデアを共有することが大切だと再認識しました。

 また、水源地域対策基金や特例措置法を活用した上下流域交流の事例発表もありました。上流域と下流域が協力しながら地域活性化や環境保全を進めている様子がとても素晴らしかったです。さらに、インフラツーリズムを再考し、「ダムがある地域ならでは」の文化や食文化を活かした魅力的なまちづくりの提案もありました。

 こうした取り組みを見ていると、水資源管理が地域全体の魅力向上にもつながることがわかります。河川やダム周辺には豊かな自然や歴史、文化が息づいていて、それを観光メニューとして展開することで、さらに魅力を引き出せる可能性があります。荒川源流域にある秩父市だからこそ、自然や水資源への意識を高め、流域連携に積極的に取り組むことで、もっと魅力的な地域になると信じています。

2025年6月6日

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