


5月27日(火)は、秩父みどりが丘工業団地工業会令和7年度定期総会で、秩父市長として講演をする機会をいただきました。講演では、スピードと実行力でこのまちを元気に変えていくことと、中小企業を取り巻く現状を整理しながら、秩父市の施策と私の想いをお伝えさせていただきました。
ちちぶ新時代政策として、第一に「医療・福祉・介護の充実」、第二に「経済とインフラの強化」、第三に「市民と共に開かれた市政」を実行します。これにより、地域の活性化と市民の生活向上を図り、未来に向けた持続可能な社会を築いていくことを目指します。私たちの取り組みを通じて、秩父がより良い場所となるよう努力し続けます。
「医療・福祉・介護の充実」を最優先課題として、新病院の早期建設を進め、安心・安全な医療環境を提供します。秩父地域の1市4町や医師会、歯科医師会、薬剤師会、福祉・介護事業所と連携し、埼玉県と共に医療従事者不足の時代においても、救急医療や産科、婦人科、小児科など地域医療を守る仕組みを構築します。
「経済とインフラの強化」では、秩父市の森林、水、強固な地盤、再生可能エネルギーの可能性を活かし、地域の価値を高めるトップセールスを行います。地域に根ざした事業者が挑戦しやすい環境を整えるため、現場のニーズに応じた政策を実施します。特に中小企業支援策として、資金調達のサポートや経営相談、技術支援を強化し、地域経済の活性化を図ります。また、物価高対策を市独自でも進め、多くの市民の要望に応えます。
私たちの未来は、皆さんと力を合わせ、挑戦し続けることで切り拓かれます。一緒に、秩父をより良い場所に変えていきましょう、とお伝えさせていただきました。