井上如常墓

井上如常墓いのうえにょじょうはか 

県指定旧跡

昭和37年10月1日指定

所在地:秩父市下影森6650番地(金仙寺内)
所有者:個人


 秩父聖人と讃えられた井上如常は、呼び名を長次郎と云い、文化8年(1811)4月19日当時の大宮郷(現秩父市)に生まれた。家は絹商であったがよく家業に勤め、学問に励み、人倫を説き、社会事業や農事に力を尽くすなど善行を重ねた。明治18年藍綬褒章を賜った。
 明治23年10月31日80才で世を去ったが、その遺徳は今も尚郷土の崇敬をあつめている。

井上如常墓