7月2日(水)には、ちちぶエフエムさんで放送中の「もっと!秩父市!」に出演しました。市長に就任してから2か月が経ちましたが、あっという間の時間でした。その間、スピード感を持って様々なことに取り組んできました。
特に印象深かったのは、5月25日(日)に開催された第75回全国植樹祭です。このイベントを無事に終えることができたのは、市民の皆さまや笠鉾・屋台町会の方々、森に関わる企業や団体の皆さまのご支援・ご協力のおかげです。式典では、秩父市の緑の少年団や秩父地域県立高校の生徒たちが一生懸命にサポートしてくれたことが心に残っています。来場者の皆様に温かいおもてなしを提供してくれました。
市議会臨時会では、引間淳夫さんを副市長として認めていただき、6月定例会では上程したすべての議案が承認されました。承認された補正予算には、私の掲げるマニフェストも盛り込まれています。
まず、物価高騰対策として、秩父市内すべての世帯を対象に「お米券」を配布する新たな支援策を実施することを決定しました。1人から3人の世帯にはお米券5枚、4人以上の世帯には7枚を、8月下旬から郵送でお届けします。国の「物価高騰対応重点支援地方創生臨時交付金」の一部を活用しています。特に、単身の高齢者を含む全世帯に届く支援を重視しました。
また、子育て世代の皆さまからのご意見を受けて、ランドセル補助金を入学祝金に戻しました。これにより、購入するものや購入先に制約がなく、使い方が自由な入学祝金制度に変更しました。対象となるご家庭には、すでにお知らせをお送りしています。
さらに、秩父地域にお住まいの皆さまと直接意見を交わす「市長タウンミーティング」を毎月開催しています。これまでに2回実施し、約200人の方にご来場いただきました。今月も7月26日(土)の午後3時から福祉女性会館で「賑わいのあるまちについて」をテーマに開催します。
マニフェストに掲げている「荒川流域圏構想」の実現や「子ども・若者の声を市政に反映」するための取り組みも進めており、構想の検討推進の司令塔となるセクションなどを明確化する組織改編を行いました。また、医療・福祉・介護の充実として、先日の記者発表でもお話しした「夜間オンライン診療窓口の開設」は、医療資源の中で効率的な医療提供を目指すものです。これにより、夜間の軽症患者対応を一元化し、救急当番病院の負担を軽減し、重症患者や対面診療が必要な患者への対応に専念できる体制を整えます。

光陰矢の如しですが、引き続きスピードと実行力で秩父市を前に進めてまいります。今月はいよいよ川瀬祭がありますので、熱中症には十分に気を付けてお過ごしください。