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荒川ビジョン推進協議会主催の講演会において、水源のまち秩父が果たす役割と可能性、そして荒川流域圏構想についてお話しする機会をいただきました。
荒川流域圏構想は、荒川の最上流に位置する秩父市が、流域全体における経済、環境、防災などさまざまな課題解決に向けてリーダーシップを発揮しながら流域連携を推進していく構想です。荒川流域の現状を見てみると、上流域は少子高齢化や過疎化といった課題に直面している一方、 中下流域では気候変動の影響により水害リスクが増大しています。そこで、上下流の連携や交流を促進し、観光交流や治水に役立つ森林整備・保全への協力などを通じ上流域の活性化と中下流域の安全確保を実現することができます。
本日の講演会では、国土交通省関東地方整備局 荒川上流河川管理事務所 流域治水課長の柳川様と同局 荒川下流河川管理事務所 流域治水課長の新保様から中流域・下流域の水害リスクや治水・防災への取り組みについてお話を伺いました。荒川の中流域・下流域でさまざまな治水対策が講じられていることを知り、改めて治水における上流域の重要性を実感しました。国土交通省が推進する「流域総合水管理」においても、流域全体のあらゆる関係者の協働が求められています。

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今後も荒川流域圏構想を広め、中流・下流域の皆様との連携をさらに推進してまいります。