





こんにちは。清野和彦です。
本日は、私が第四代秩父市長に就任するにあたり、多くの方々からの力強いご支援と温かい応援を賜り、心より感謝申し上げます。初登庁セレモニーでは、多くの皆さまからの温かい歓迎と労いの言葉をいただき、改めてこの職務の重責を実感しました。皆さまの期待に応えるべく、新しい時代を皆さんと共に切り開いていく所存です。
私は大学で森林政策について学び、その後は東日本大震災の復興支援活動に従事しました。秩父で生まれ育った私が故郷を離れたことで、改めて秩父の素晴らしさを実感し、愛するこの地の市政を担うことができることに感謝しております。この責任を心に刻み、全力で取り組む覚悟です。
市長訓示では、市政の舵取りにあたり、職員にはスピードと実行力の重要性をお伝えしました。素晴らしい政策も適切なタイミングを逃すと、市民が受ける恩恵は薄れてしまいます。今まで以上に、市民が実感できる成果を積み上げていく必要があります。
秩父市は多くの課題を抱えていますが、これは同時にチャンスでもあります。困難を乗り越えることができれば、同じ課題を抱える市や町の皆さんに希望を届けることができるでしょう。秩父市役所の変革と大きな挑戦に向けて、職員との信頼関係を大切にしなが進めていきたいと考えています。良い仕事をするためには、厳しさだけでなく、時には心を一つにして新しいアイデアが生まれやすい土壌を作ることが重要です。
「ちちぶ新時代政策」として掲げる3本の矢は、第一に「医療・福祉・介護の充実」、第二に「経済とインフラの強化」、第三に「市民の皆さまと将来に開かれた市政」です。特に「医療・福祉・介護の充実」においては、新病院の建設をできる限り早急に進め、安心で安全な医療環境を提供いたします。また、秩父地域1市4町や医師会、歯科医師会、薬剤師会、福祉・介護事業所との連携を深め、埼玉県と共に医療従事者が不足する時代であっても、地域医療を守り抜くための仕組みづくりに努めます。
個性豊かな地域の力を活かし、秩父市をさらに元気にしていきたいと考えています。そのためには皆さまのお力が必要です。お約束した公約をスピード感を持って進め、秩父に生まれてよかった、秩父に暮らしてよかったと思っていただけるよう全身全霊で働かせていただきます。
今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。