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3月24日(月)には、秩父市第一地区民生委員児童委員会協議会の皆さまから、岩手県大船渡市への義援金をお預かりいたしました。公務のため、副市長が対応いたしました。
岩手県大船渡市では、2月26日に大規模な山林火災が発生しました。秩父消防本部からも緊急消防救助隊1隊4名が4回、合計16名が出動し、援助活動を行いました。その後、3月9日に鎮圧が宣言されたものの、完全な鎮火には至っていない状況です。
今回の火災を受け、心を痛めております。秩父市といたしましても、日頃からの対策を呼び掛け、地域の安全を守るために全力を尽くしていく所存です。火の始末を徹底し、指定された場所以外では火を使わないようにすることが重要だと考えます。また、周辺環境に配慮しながら、火の取り扱いには十分注意することが求められています。
秩父市第一地区民生委員児童委員協議会の会長である濵中会長をはじめ、皆さまの活動に深く感謝申し上げます。こうした温かい支援が、大船渡市の復興に向けた一助となり、皆さまが一日でも早く日常を取り戻し、笑顔で過ごせる日が訪れることを心より願っております。
先日、BMX全国大会に出場した飯島勘多選手(影森小2年生)、三上幸咲選手(荒川東小5年生)、三上優芽選手(荒川東小6年生)に対して、秩父市スポーツ振興奨励金を交付しました。
飯島勘多選手は「JOCジュニアオリンピックカップBMXレーシング2024」に、三上幸咲選手は「第41回全日本自転車競技選手権BMXレーシング」に、三上優芽選手は「2024JBMXF大東建託シリーズ第9戦茨城大会」に出場し、日本チャンピオンの座を目指して熱い戦いを繰り広げました。
スポーツは心身の健康を育むだけでなく、挑戦する力や忍耐力を養う素晴らしい活動です。スポーツを通じて得た経験や教訓は、将来の様々な場面で活かすことができる貴重な財産となります。
秩父市では、スポーツ振興のため、全国大会や国際大会等に出場する個人や団体を讃える目的で奨励金を交付しております。(詳細は秩父市スポーツ振興奨励金)
私たち秩父市は、これからもスポーツに取り組む子どもたちの努力をしっかりと支援し、応援していきたいと考えています。皆さんの成長を見守りながら、スポーツを通じて得られる晴らしい経験が未来に繋がることを願っています。
3月19日(水)には、秩父市ドローン社会実装コンソーシアムの第2回総会を開催しました。
秩父市ドローン社会実装コンソーシアムは、ドローン技術を活用した新たな社会の実現を目指して設立された組織です。今年度も多くの民間事業者の皆さまと協力し、ドローンを活用した取り組みを行ってまいりました。
このコンソーシアムは、会員企業や地元事業者へのヒアリングを通じて、ドローンを利用した物流やサービスの実証実験を行うことを目的としています。具体的には、ドローンを用いた配送サービスや農業支援、ダムなどの施設の点検、災害時の情報収集など、多岐にわたる分野での活用が検討されています。
これらの活動を通じて、地域の課題解決や産業の活性化が期待されています。また、ドローン技術の導入によって、省力化やコスト削減、安全性向上などが可能となり、地域経済の発展にも寄与することが見込まれています。
コンソーシアムでは、参加者同士の情報共有や事例の紹介が行われ、ドローンに関する知識やノウハウを深める機会も提供されています。令和6年度には秩父市がデジタルライフライン「ドローン航路」の先行地域に採択され、多数の事業者が秩父市でドローン実証を実施しているところです。
今後さらに、環境省の「運輸部門の脱炭素化に向けた次世代型物流促進事業」も始まりますので、引き続き国の補助金や制度の支援を受けながら、ドローン社会の実現に向けた取り組みを進めてまいります。
3月25日(火)には、デジタルライフライン全国総合整備計画プロジェクトにおける「ドローン航路開通式」も予定されています。今後も、さまざまな実証実験やプロジェクトを着実に進め、皆さまや地元事業者にとって有益な成果をもたらすことができればと考えております。



本日は、三井住友ファイナンス&リース株式会社様より、秩父市が取り組むSociety5.0事業に対して企業版ふるさと納税制度を活用したご寄附をいただき、感謝状を贈呈いたしました。
この度のご寄附は、私たち秩父市にとって大変意義深いものであり、秩父の未来を見据えた取り組みを進める上での大きな力となります。
三井住友ファイナンス&リース株式会社様は、地方創生を重要な注力分野として位置付け、古民家再生事業などを通じて全国各地のまちづくりに貢献されていることに、深く敬意を表します。地域の特性や文化を尊重しながら、持続可能な社会の実現に向けた取り組みを行っている姿勢は、私たち秩父市が目指す方向性とも一致しており、心強く感じております。今後も共に成長していける関係を築いてまいりたいと考えております。
今回のご寄附は、Society5.0事業の推進において、デジタル化や新たな価値創造に向けた重要な資源となります。私たちは、この寄附を活用し、誰もがデジタル技術の恩恵を享受し、利便性を実感できる市役所の実現を目指してまいります。幅広い世代のニーズに応えられるよう、デジタル技術を積極的に活用し、市民の皆さまの利便性の向上を図ることが私の責務だと考えております。


秩父地域森林林業活性化協議会に会長として出席しました。
改めて申し上げますが、私たち秩父市は、豊かな自然環境と森林資源に恵まれた地域であり、圏域の森林を有効に活用し、森林の育成と循環型社会の構築を目指して日々努力を重ねております。私たちの地域の森林は、単なる資源ではなく、地域の文化や生活に深く根ざした重要な存在です。
今回は、埼玉県で66年ぶりに開催される第75回全国植樹祭に向けた取り組みとして、秩父地域森林林業活性化協議会が進めている様々なプロジェクトのいくつかをご紹介いたします。
まず、秩父産材を使用した鉛筆の試作と製造、そして秩父産の間伐材を使用した名刺台紙の製造についてです。試作された鉛筆は、第75回全国植樹祭秩父地域推進協議会の来場者記念品として採用され、足立区と締結している治水及び防災に関する協定に基づき、足立区の小学生に配布されました。都内に住んでいても、荒川上流の秩父の自然を身近に感じ、子どもたちが自然環境や森林の大切さについて考えるきっかけとなることを願っています。
また、秩父産の間伐材を使用した名刺については、ビジネスシーンなどを通じて、秩父地域の森林資源やその価値を多くの方々に知っていただけることに期待しています。名刺一枚が、秩父の魅力を伝える大切なツールになります。
さらに、「ちちぶ木の駅プロジェクト」では、秩父地域の木材を使用した「木の駅」と呼ばれる拠点を設置し、秩父の木 材を使った製品の展示・販売や木工体験教室、森林に関する情報提供などを行っています。この拠点は、地域の木材産業を支えるだけでなく、多くの方々に森林とのふれあいを提供する場となっています。
啓発事業としては、道の駅ちちぶなどのイベントに出展し、チラシを設置したり、丸太切り体験などを行っていく予定です。これらの活動を通じて、多くの方々に森林や林業への理解を深めていただければ幸いです。
今回は、秩父地域森林林業活性化協議会が進めている様々なプロジェクトの一部をご紹介させていただきました。私たち秩父市も、これらの取り組みと連携し、秩父地域の森林資源を活用し、持続可能な社会の実現に向けて邁進していく所存です。今後とも皆さまのご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。