

自然災害や危機事態の発生時に市町村が初動対応を適切に行うためには、平時からの備えを含め、トップである市町村長の役割が重要です。埼玉県では、自治体の災害対応力向上を目的に、市町村長を対象として、防災や危機管理に精通した有識者に御講演いただく「トップフォーラム」を開催しています。先日、このトップフォーラムに参加しました。
今回は石川県珠洲市長の泉谷満寿裕氏に「能登半島地震と奥能登豪雨災害の現状」と題し、ご講演をいただき、意見交換を行いました。
令和6年能登半島地震については、秩父市からも被災地の復旧復興のため職員を派遣しており、今年度の職員防災訓練では、被災地で災害対応に従事した職員の体験報告会を実施し、全職員が被災地の厳しい現状を認識し、仮に秩父市が被災した際の備えの意識を高めたところです。今回は珠洲市長から罹災証明データと住基情報から被災者への支援を管理するシステムの利用とその課題や見回り活動の重要性などについてお話しがありました。ソフト・ハードの両輪で総合的な防災対策が必要であり、また地域の方と協同して見守り・助け合える環境を整備していくことの重要性を改めて感じました。



以前お知らせしたとおり、今年の冬も秩父神社周辺でライトアップイベントが開催されています。
1月10日(金)には、秩父夜街 彩(いろどり)さんぽ 記念セレモニーを行いました。
今回の事業にご協力をいただいている番場商店街振興組合様と㈱シバサキ様にもご臨席いただきました。
ライトアップは、秩父神社、妙見の森公園、札所十五番少林寺、秩父今宮神社、札所十三番慈眼寺、小池カフェ(旧小池煙草店)前、の全6エリアです。また、その他に西武秩父駅と番場通りの街路灯を鮮やかに彩るよう飾り付けを行い、昼間だけではなく夜も魅力あふれる秩父をお楽しみいただければ幸いです。
昨年は63,800人の方にお越しいただきました。今年は期間を延長して2月16日(日)まで、17時30分から21時の間で点灯していますので、幻想的な夜の街並みをぜひご覧ください。
(その他、詳細につきましては公式サイトをご確認ください。)
夜はかなり冷え込むようになってきましたので、防寒対策をしっかりとお願いいたします。
1月14日(火)は、議員クラブ連絡会が開催され、私からは「第75回全国植樹祭」と「住民税非課税に対する給付金」についてお話をさせていただきました。
第75回全国植樹祭については、これまで開催機運の醸成を図るため、記念イベントの開催やラッピングバスの作成、秩父市版カウントダウンボードの設置など様々なPR活動を行ってまいりました。
本年も1月25日、26日にウニクス秩父において行う100日前イベントの開催や、2月14日から19日までの6日間、市役所本庁舎で全国植樹祭のシンボルである「木製地球儀」の展示をはじめ、各種イベントの出展・広報・関連企画などを展開してまいります。



先日、野坂町公会堂で「ふれあい懇談会」を開催しました。
地域防犯推進委員の活動強化、市報を活用した防犯広報、在宅福祉員の活動、南小学校と地域活動との連携、羊山公園の整備、今後の福祉女性会館、除雪対策、地域の道路など多岐にわたり意見交換を行いました。
今後も市民の皆さまと直接触れ合う機会を持つことで、市政への提言や意見等を今後の市政運営に活用させていただき、より魅力的な秩父市となるよう誠心誠意取り組んでいきたいと思います。



令和7年1月12日(日)には、平成16年4月2日から平成17年4月1日までに生まれた方を対象に、秩父宮記念市民会館大ホールフォレスタにて「二十歳のつどい」が開催されました。
20歳を迎える449人が参加し、未来への希望を胸に新たな第一歩を踏み出しました。
式典では影森中学校で生まれた卒業式の定番曲「旅立ちの日に」を全員で合唱し、終了後には卒業中学校単位での写真撮影が行われました。
晴れて式典を迎えられた二十歳の皆さま、このたびは誠におめでとうございます。秩父市を代表し、心からお祝い申し上げます。
皆さまが未来に向かって切磋琢磨し、輝かしい人生を歩んで行かれることをご祈念申し上げ、私からのあいさつとさせていただきました。