秩父市では、市内の小中学生を対象に医療への興味関心を育む「医師による出前授業」を実施しています。大滝国保診療所の栃村亮太先生が、診察の傍ら、医師不足の問題を知ってもらうべく「現役の医師が学校を訪れ、子どもたちに健康や医学、医療従事者の仕事、そして地域医療の現状に関する知識や情報を伝える授業」を行っています。
今回、秩父第一中学校において「秩父の医療は誰が守る?〜命を支える仕事を考えよう〜」というテーマでご講演をいただき、私も同席させていただきました。栃村先生の説明は分かりやすく、親しみやすいお人柄から和やかな雰囲気が生まれ、生徒は真剣に耳を傾けていました。このような授業は、子どもたちが健康の大切さを理解し、将来のキャリアを考えるきっかけにもなります。授業では、高齢の方で診療所まで通えない患者のために往復約1時間を要して訪問診療を行っていることや、栃村先生が担当されている夜間救急当直の実情を、具体的な事例とともにご説明いただきました。


「地域医療は医療関係者だけでは守れない」というお言葉には特に共感を覚え、行政や将来を担う世代にも自分たちに何ができるのかを考えてもらうことの重要性を伝える機会となりました。生徒のみならず、秩父に住む私たちにとっても、取り組むべき課題があると感じました。講演の最後には「将来、夢に悩んだ時はぜひ医療職へ!みんなの秩父を皆で守ってほしい」という栃村先生からの熱いメッセージをいただきました。
限られた医療資源の中でも、地域内での連携を強化し、効率的かつ安心・安全な医療を提供することが私の使命です。今後も、夜間オンライン診療など様々な手段を活用し、地域医療の安定化を目指す施策を引き続き推進してまいります。栃村先生、ありがとうございました。

先日、秩父商業青年経営者研究会の稲葉代表、正田委員長、小泉副委員長の皆さまと面会しました。秩父商業青年経営者研究会は、1975年の設立以来、秩父地域の商業・経営に関する自主的な研究を推進し、経営者としての資質向上と地域産業振興に寄与してきた団体です。多様な視点から様々な事業を展開し、秩父地域の発展に貢献してきました。
このたび、同会は創立50周年を迎え、記念演奏会を開催します。日時は10月29日(水)17時から、秩父宮記念市民会館大ホールにて、弦楽アンサンブル「石田組」による演奏が予定されています。親しみやすいポップスや映画音楽、ロック名曲を楽しめる豪華な演奏会です。本演奏会は、秩父市誕生20周年冠事業の一つとして、秩父市と共催で実施します。「響け、感謝の音色 つなごう、秩父の未来へ」というキャッチコピーのもと、地域の歴史、音楽・文化活動の魅力を再発信し、絆と未来への希望を皆さまと共有する特別な時間になれば幸いです。

秩父商業青年経営者研究会創立五十周年記念演奏会
開催日時:10月29日(水曜日)
会場:秩父宮記念市民会館 大ホールフォレスタ
開場 16時15分 開演 17時00分
9月25日(木)には、定例記者会見を行いました。



(1)秩父市誕生20周年 冠事業を紹介します
(2)姉妹都市 韓国・江陵市への干ばつ被害支援募金を開始
(3)妊婦に対する遠方の産科医療機関等で受診する妊婦健診時の交通費の一部を助成します
(4)秩父市誕生20周年記念事業『第1回秩父駅前横丁~宮森マーケット~』を開催します!
(5)祝秩父市誕生20周年 第16回秩父市長杯BMX大会開催
(6)第29回ちちぶ荒川新そばまつりを開催します!
(7)市立病院小児定期予防接種のインターネット予約スタート
(8)群馬交響楽団がやってくる
(9)児童が「手作り梅干し」を運動会で配布!
9月記者会見
各イベントの詳細は、公式発表や広報媒体を通じて分かりやすくお伝えします。最新情報を随時チェックしていただければ幸いです。


先日、上吉田生活改善センターにて「ふれあい懇談会」を開催しました。
観光トイレの整備や、グラウンドの除草、鳥獣対策、新病院の建設に向けた進捗状況、防犯行政、地域おこし協力隊など、さまざまなテーマについて皆さんと活発に意見交換を行いました。市民の皆さまと直接お話しできる機会を大切にしながら、一緒に秩父市をより魅力的にしていきたいと考えています。今後も市政へのご提言やご意見を真摯に受け止め、誠心誠意、市民の皆さまの声を反映した市政運営に努めてまいります。