先日、木造建築の新たな可能性に挑戦されている、さいたま市の株式会社AQ Groupを視察しました。2024年に完成した純木造8階建て本社ビルは、木の温もりと現代技術の機能性が見事に調和しています。



視察を通じ、創業者であり代表取締役会長の宮沢俊哉様から直接お話を伺う機会を得ました。宮沢様は、世界初の普及型純木造ビルの技術を広め、産業の発展だけでなく社会・地球への貢献へとつなげていく強い信念をお持ちです。その情熱は、秩父市が推進する森林活性化の方向性と深く共鳴するものであり、森林資源の循環利用と地域経済の好循環を生み出す力となり得ます。



秩父市は荒川流域圏構想のもと、森林循環と地域経済の連携を強化し、木造建築の魅力を市民生活のさまざまな場へ広げることで、持続可能なまちづくりを前進させてまいります。地産地消を一層推進し、学校家具の寄贈や地域産業との連携を深め、森林から産業へ、そして暮らしへとつながる循環を深めていきます。木と人がともに育つまちづくりを、市民の皆さんとともに着実に進めていく決意を新たにしました。
11月2日には、令和七年度秩父市消防団特別点検を厳粛に開催することができました。消防団員の皆さんには、日頃多忙な仕事の合間を縫って、災害に即応できる心構えと技術の向上に努めていただき、深く感謝申し上げます。
点検では、部隊点検や車両点検、消防技術訓練、分列行進など、機敏で節度ある動作を拝見し、皆さん一人ひとりの資質の高さを改めて感じました。退団された38名の皆さまには、長年のご奉仕に心からの感謝を申し上げます。今後は地域防災の先達として、秩父市消防団を力強く支えていただきますようお願い申し上げます。
さて、全国各地で災害が相次ぐ中、私たち秩父地域も林野火災をはじめとする大規模災害に備える必要性を改めて認識しています。秩父市としては、現場の実情に即した訓練と機材の充実を進めており、今年度は林野火災対応の背負い式ポンプを吉田大田方面隊と大滝荒川隊へ配備しました。消防団の皆さんには、こうした体制整備を活用し、現場での機動力と連携を一層高めていただきたいと考えております。


私自身、かつて消防団の一員として活動した経験から、地域の安全は現場の力で守られると信じております。秩父市として、訓練の充実、機材の更新、情報共有の強化を引き続き推進し、皆さんの活動を全力で支援してまいります。地域の皆さんにも、日頃の防災意識とご支援を引き続きお願いし、安全で安心な秩父を共に築いていきたいと思います。

