

4月8日(火)は荒川中学校の入学式において、新入生の皆さんに心からの祝辞を述べる機会をいただきました。
中学校の三年間は、皆さんの成長にとって大切な時期です。失敗を恐れず、努力を重ねながら、自分の夢に向かって一歩ずつ進んでいくことを期待しています。新たな挑戦を通じて自己成長を実感し、未来への道を切り拓いてほしいと思います。
また、中学生として柔軟な思考とたくましい身体を活かし、勉強や運動に励むことが大切です。自分の行動に責任を持ち、授業や部活動、地域活動を通じて学力を身につけ、友情を育むことができるよう願っています。これらの経験が、皆さんの人生にとって大きな財産となるでしょう。
秩父市には、ユネスコ無形文化遺産に登録されている「秩父夜祭」や国の重要無形民俗文化財の「龍勢祭」、さらに美しい自然など誇るべき魅力が数多く存在します。特に5月25日には「第75回全国植樹祭」が開催され、この機会を通じて秩父の魅力を全国に発信できます。皆さんには、この地で学ぶことに誇りを持ち、自らの夢の実現に向けて挑戦してほしいとお伝えしました。
そして、ここまで支えてくださった保護者の皆さまにもお祝いの言葉を贈りました。中学校生活は子どもたちの人間性形成において非常に重要な時期であるため、愛情を持ってお子さまを見守り、教育環境の充実にご協力いただきたいとお願い申し上げました。
私たち秩父市としても、令和7年度の取り組みの基本方針として、修学旅行費の補助やICT教育の推進を掲げており、引き続き皆さんが笑顔あふれる、誰もがチャンスをつかめるまちを目指して取り組んでいきたいと考えております。これからの三年間が皆さんにとって素晴らしいものとなりますよう、心より願っています。



先日、公務の合間を縫って荒川地区の清雲寺に伺い、埼玉県の天然記念物に指定されている樹齢約600年の「エドヒガン桜」を見てまいりました。現在、桜は満開を迎えており、その美しさに心を奪われました。
多くの観光客が訪れ、賑やかな雰囲気でした。開花が少し遅れたため、今週末頃までこの美しい景色を楽しむことができると思います。
このエドヒガン桜は、自然豊かで桜の名所が多い秩父市の中でも特に多くの方々に愛されている存在です。ぜひ、皆さんにもこの美しい桜を堪能していただきたいと考えています。
春の訪れとともに、秩父市の魅力を再発見する機会となりました。これからも秩父の自然や文化を大切にしながら、皆さんと共に素晴らしい秩父市を築いていきたいと思います。



4月7日(月)には、全国植樹祭秩父市記念事業実行委員会総会を開催しました。
いよいよ来月、第75回全国植樹祭が開催される運びとなります。
全国植樹祭の記念事業は、各山車町会及び保存会の皆さまのご協力をいただきながら、計画が着実に進んでおります。この事業が事故なく無事に事業を終了できるよう、引き続き皆さまのご協力をお願い申し上げ、委員長としてごあいさつさせていただきました。
今回の総会では、実施計画や予算案、監事の選任について協議しました。植樹祭当日には、秩父祭・川瀬祭の笠鉾・屋台が一斉に公開される予定です。この貴重な機会に際し、各山車町会・保存会をはじめとする関係各位の皆さまに心より感謝申し上げます。
秩父がこれまで紡いできた文化の魅力を、ぜひ多くの方々に体感していただきたいと思います。私たちの誇りである祭り文化を通じて、地域の絆を深め、未来へとつなげていくことができれば幸いです。