


本日は、三井住友ファイナンス&リース株式会社様より、秩父市が取り組むSociety5.0事業に対して企業版ふるさと納税制度を活用したご寄附をいただき、感謝状を贈呈いたしました。
この度のご寄附は、私たち秩父市にとって大変意義深いものであり、秩父の未来を見据えた取り組みを進める上での大きな力となります。
三井住友ファイナンス&リース株式会社様は、地方創生を重要な注力分野として位置付け、古民家再生事業などを通じて全国各地のまちづくりに貢献されていることに、深く敬意を表します。地域の特性や文化を尊重しながら、持続可能な社会の実現に向けた取り組みを行っている姿勢は、私たち秩父市が目指す方向性とも一致しており、心強く感じております。今後も共に成長していける関係を築いてまいりたいと考えております。
今回のご寄附は、Society5.0事業の推進において、デジタル化や新たな価値創造に向けた重要な資源となります。私たちは、この寄附を活用し、誰もがデジタル技術の恩恵を享受し、利便性を実感できる市役所の実現を目指してまいります。幅広い世代のニーズに応えられるよう、デジタル技術を積極的に活用し、市民の皆さまの利便性の向上を図ることが私の責務だと考えております。


秩父地域森林林業活性化協議会に会長として出席しました。
改めて申し上げますが、私たち秩父市は、豊かな自然環境と森林資源に恵まれた地域であり、圏域の森林を有効に活用し、森林の育成と循環型社会の構築を目指して日々努力を重ねております。私たちの地域の森林は、単なる資源ではなく、地域の文化や生活に深く根ざした重要な存在です。
今回は、埼玉県で66年ぶりに開催される第75回全国植樹祭に向けた取り組みとして、秩父地域森林林業活性化協議会が進めている様々なプロジェクトのいくつかをご紹介いたします。
まず、秩父産材を使用した鉛筆の試作と製造、そして秩父産の間伐材を使用した名刺台紙の製造についてです。試作された鉛筆は、第75回全国植樹祭秩父地域推進協議会の来場者記念品として採用され、足立区と締結している治水及び防災に関する協定に基づき、足立区の小学生に配布されました。都内に住んでいても、荒川上流の秩父の自然を身近に感じ、子どもたちが自然環境や森林の大切さについて考えるきっかけとなることを願っています。
また、秩父産の間伐材を使用した名刺については、ビジネスシーンなどを通じて、秩父地域の森林資源やその価値を多くの方々に知っていただけることに期待しています。名刺一枚が、秩父の魅力を伝える大切なツールになります。
さらに、「ちちぶ木の駅プロジェクト」では、秩父地域の木材を使用した「木の駅」と呼ばれる拠点を設置し、秩父の木 材を使った製品の展示・販売や木工体験教室、森林に関する情報提供などを行っています。この拠点は、地域の木材産業を支えるだけでなく、多くの方々に森林とのふれあいを提供する場となっています。
啓発事業としては、道の駅ちちぶなどのイベントに出展し、チラシを設置したり、丸太切り体験などを行っていく予定です。これらの活動を通じて、多くの方々に森林や林業への理解を深めていただければ幸いです。
今回は、秩父地域森林林業活性化協議会が進めている様々なプロジェクトの一部をご紹介させていただきました。私たち秩父市も、これらの取り組みと連携し、秩父地域の森林資源を活用し、持続可能な社会の実現に向けて邁進していく所存です。今後とも皆さまのご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。



本日は、秩父市立久那幼稚園の修了証書授与式および閉園式に出席しました。昭和45年4月に開園し、長い間、子どもたちの成長を見守ってきた久那幼稚園が、令和7年3月末日をもってその歴史に幕を下ろすこととなります。
閉園式には、多くの卒園生やそのご家族、地元の方々、そしてこれまで久那幼稚園に携わっていただいた皆さまが集まりました。久那幼稚園は、地域に根ざした教育を通じて多くの子どもたちに愛されてきました。その思い出は、卒園生たちの心の中に永遠に残ることでしょう。
式典では、園児たちが心を込めて作成した手作りのプレゼントが配布されました。子どもたちの純粋な気持ちが込められた贈り物は、これまでの感謝の気持ちを表す素晴らしいものでした。受け取った皆さまの笑顔が印象的で、久那幼稚園での思い出を一層深めてくれたことと思います。
改めて、これまで久那幼稚園を支えてくださったすべての方々に心より感謝を申し上げます。私たち秩父市は、新たな道を歩んでいく卒園生たちを応援し続けます。また、地域の皆さまには今後とも子どもたちの成長を見守り、支えていただけますと幸いです。


3月18日(火)、市議会3月定例会が閉会しました。2月26日から3月18日までの21日間に及ぶ今期定例会において、議員の皆さまには真摯に議案のご審議をいただきました。可決・承認をいただいた議案につきましては、迅速かつ適切に執行したいと思います。
また、市政における重要案件や課題等について、各般にわたり貴重なご意見やご提言をいただきました。これを真摯に受け止め、今後の市政運営につなげてまいりたいと考えております。


3月17日(月)には、附属機関である「秩父市立病院建設計画策定委員会」から基本構想案の答申を受けました。この答申は、私たち秩父市にとって非常に重要なものであり、地域医療の充実に向けた第一歩となります。この答申をもとに、慎重に検討を進め、年度内には基本構想を正式に決定する予定です。
新年度に入りますと、基本計画の策定に着手し、より具体的な検討を進めていく所存です。新病院の建設は、秩父地域の皆さまが安心して医療を受けられる環境を整えるための大切なプロジェクトです。そのため、私たちはこの計画を着実に進めていく必要があります。
また、新病院の建設候補地につきましては、現在内部での検討を進めているところです。候補地の選定は、地域の特性やアクセスの良さ、さらには周辺環境との調和など、多くの要素を考慮しなければなりません。私たちは、なるべく早い時期に方向性を決定し、市民の皆さまにお知らせできるよう努めてまいります。
引き続き、ご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。