ちちぶ学セミナー公開講座(1)「地域の歴史・文化から考える秩父と観光の結びつき」

 秩父地域の地質・生物等の自然環境、風土・歴史等の社会環境、それに伝承されている文化・芸術・文化財等について、専門的な角度から講義を行う「秩父市大学講座 ちちぶ学セミナー」の開講式とあわせ公開講座(講演会)を開催します。

 

とき


 令和7年5月10日(土)13時30分~15時30分(予定)

   

ところ 


 秩父市歴史文化伝承館 2階 ホール

テーマ


 「地域の歴史・文化から考える秩父と観光の結びつき」

 

(講義要旨)

 秩父では、ユネスコ世界無形文化遺産に指定された秩父夜祭や、室町以降続いてきた秩父札所三十四札所巡礼などの歴史資源や、秩父駅前に広がる中心市街地での新規創業店舗による取り組みなどを活用し、多様な観光振興を通じた地域活性化が試みられている。現在、観光業は秩父市の地域経済を支える主要な産業のひとつとなっている。本講義では、その位置付けについて捉え直すことを目的とする。特に、地域の自然環境や生活文化、社会構造とさまざまな観光資源との結びつきについて検討する「観光地理学」の視点から、秩父地域、およびその周辺地域における観光の特徴について紹介していく。具体的には、観光資源の多様性とその特徴、観光業が地域住民の生活や地域社会に与える影響についても考察し、持続可能な観光のあり方について議論する。

 

【チラシ】_20250510_ちちぶ学セミナー開講式・公開講座(1).pdf( 386KB)

 

講師

 
 

 立正大学地球環境科学部地理学科 専任講師   川添 航氏



定員・参加費

 

 一般参加の方は、定員150名まで。申し込み不要。当日先着順になります。

 受講生は、定員制限なく参加できます。