

8月25日(月)は、「第4回秩父地域クラウド交流会(ちいクラ)」に参加しました。ちいクラは、地域の皆さんが地元の起業家を応援することで、地域経済の活性化を目指す交流会型イベントです。顔が見えるビジネスマッチングの場であると同時に、クラウドシステムを活用して起業家を後押しする仕組みが魅力です。
イベントの特徴は、参加者が起業家のプレゼンテーションを聞いて「応援投票」を行い、投票数に応じて優勝者に商品券などの賞品が贈られるという「交流会型クラウドファンディング」の形式にあります。全国各地で開催されているこの取り組みですが、秩父でも多くの人が集まり、あたかい雰囲気の中で盛り上がっていました。
当日は、地域で活動する起業家のみなさんのプレゼンテーションが次々と披露され、参加者はどの起業家を応援するか真剣に考えながら投票タイムに臨んでいました。プレゼンを聞いて共感したり、新しい取り組みに驚いたりと、会場には笑顔と会話があふれていました。投票の合間や終了後の交流タイムでも、多くの方同士が名刺を交換したり意見を交わしたりして、さまざまなつながりが生まれていました。
「普段なかなか接点のない人と話してみたい」「起業家の取り組みを直接聞いてみたい」といった想いで参加された方も多く、地域の多様なプレイヤーが一堂に会する貴重な場になっていると感じました。
皆さまの取り組みによって、秩父を支える力と秩父愛を改めて感じ、秩父地域の活力を実感しました。市長として、こうした取り組みが地域にしっかり還元されるよう、全力を尽くしてまいります。

