甘酒祭

県選択無形民俗文化財
昭和35年3月1日選択

甘酒祭(あまさけまつり)

所在地:秩父市荒川白久(熊野神社)
保持団体:猪鼻区(猪鼻甘酒祭保存会)


 猪鼻の甘酒祭は、熊野神社夏祭りの付祭りとして行われる。大樽に満たされた甘酒を素裸に褌一丁ワラジ履きの氏子がかけあい、疫病を退散させる。
 日本武尊東征の折、大猪に化した山賊を退治したお礼に、濁酒を献上した。その後、天平8年(736)に疫病が流行したとき、尊に濁酒を捧げられた故事により、甘酒祭疫病流しの祭事をしたことに始まるという。
※公開日:7月第4日曜日
甘酒祭