市長ブログ(令和4年)

2022年8月3日 ちちぶエフエムに出演 高校再編について、ぜひご意見を!

 本日、正午からの「もっと秩父市」に出演しました。

 映画館オープン、秩父高校と皆野高校の統合案などについてお話しさせていだきました。 

 714日に埼玉県教育委員会から、埼玉県内の高校の再編整備について、秩父高校と皆野高校の統合案が発表されました。

 現在、埼玉県は子ども達の数が減少することを見込み、県立高校の再編整備を進めています。

 令和11年4月を目途に埼玉県全体で、今ある134校のうち10~13校、北部地域と秩父地域にある18校のうち2~3校を再編整備するとしています。

 定住自立圏(1市4町)と県立高校4校(秩父高校、秩父農工、皆野高校、小鹿野高校)は連携して高校の魅力アップに取り組んでいます。各学校とも地域と連携した取り組みや学校の特徴を伸ばすような取り組みをしているところです。

 平成30年12月と令和4年7月には、埼玉県知事や教育長へ県立高校の存続に関する要望書を4町の町長とともに提出しています。

 秩父地域の中学3年生の生徒数は、現在の803人から令和12年には660人程度、約18%減少すると見込まれています。

 秩父地域は、県内の他の地域と違い、私立高校は無く県立高校のみとなりますが、4校は、地域内において、立地や学科・学力レベルなどバランスが取れており、どれかが欠けると、保護者の経済的負担や生徒の通学時間への負担が増えるだけでなく、他の地域と比較しても進路の選択肢が少ない秩父地域にとって中学校卒業者の進路決定に多大な影響を及ぼします。

 県南部や県西部のように、交通網も整備され、私立高校も多数あるような地域と同様の基準で考えるのではなく、少ない学級数での維持や、きめ細かい指導ができるよう1学級40人の人数を引き下げての少人数教育など、秩父地域の状況を考慮して検討してほしいと提案しています。

 県の考えだけではなく、もっと地元・地域の意見を取り入れていただきたいと考えています。

 埼玉県教育委員会は、現在、この再編案について、県民コメントを8月18日(木曜日)まで募集しています。意見は郵送、ファックス、電子メールで受け付けています。

 なにが子どもたちの教育に良いのか、ぜひ皆さんのお考え、お力をお貸しいただきたいと思います。ぜひ皆さんの意見を埼玉県教育委員会に届けてください。子どもたちのより良い教育環境を確保するため全力で取り組んでいきます。

 

 再編整備案・県民コメント募集についてはこちら

 

2022年8月3日

ブログ用カレンダー

<2024年4月>
31123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
2829301234
567891011