市長ブログ(令和元年)

平成30年市長ブログ

2019年8月6日 埼玉県初! 直轄診断実施へ


 秩父橋は、昭和6年に竣工した橋長134.6m、アーチ高さ21m、幅員6mの3径間連続鉄筋コンクリートアーチ橋で、周囲の景観と調和するようにアーチ形式が採用され、荒川の豊富な砂と砂利、秩父の地場産業であるセメントを活かして建設されました。
 昭和60年に、3代目の秩父橋に引き継ぐまでの54年余り、一般国道299号として交通の要衝でした。その後、昭和62年に秩父市に移管され、平成11年には上流側約30mに残る初代の秩父橋の橋脚2基と親柱2本とともに、県指定文化財となり、平成23年からは、放映されたアニメ「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」通称「あの花」の舞台としても注目を集め、今秋公開予定の秩父アニメ三部作となる映画「空の青さを知る人よ」でも描写されるなど、秩父市のシンボルとして観光資源にもなっています。また、日常生活においても通学路になっており、地域にとって重要な人道橋であることから、安心・安全な通行を確保し、貴重な近代土木建造物として、後世に残していくことが重要であると考えていました。
 現在は、建設後88年を経過し、コンクリートのうき・剥離・鉄筋露出などが顕著になってきており、平成28年に実施した法定点検では判定区分IIIの早期措置段階となっていました。
 そのようなことから、老朽化の著しい複雑な構造であり、早期に補修を実施するには高度な技術力が必要となるため、直轄診断の支援を要請させていただき、今回、国の高度な技術者集団による直轄診断をしていただきました。今後も関係各位のご指導を賜りながら、秩父橋の補修の早期実現を目指してまいります。
 なお、秩父橋における直轄診断の実施は、全国で12件目、関東地方整備局管内で3件目、埼玉では初めてとなります。

2019年8月6日

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