本日、議員から議案質疑を受けました。そのなかで、議案第93号秩父市こども医療費支給に関する条例の一部を改正する条例は、来年4月よりこども医療費の窓口払いを廃止するための条例です。私の今年度の重要事業の一つになっています。なんとか実施できないかと検討を重ねてまいりましたが、この度、医師会からのご理解とご協力により実施の運びとなりました。可決されますと、満15歳に達した日以降の最初の3月31日までのお子さんの医療費の窓口払いがなくなることになり、親の負担はかなりの軽減となります。しかし、課題があります。次の日に受診してもよいような軽症な疾患のお子さんの安易な受診が増えると、本来重症で急いで治療しなければならない患者さんの治療に時間がかかる可能性も生じるのではないかという点です。いわいる「安易な受診の増加」と言われる状況です。ですから、お子さんの病気の状態をよく判断して、受診の必要な場合のみ医療機関に訪れていただきたいと思います。ご理解とご協力をよろしくお願いいたします。