市長ブログ(平成24年)

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発表の様子

 熊本市国際交流会館を中心に、本日と明日に「地域包括医療・ケアに新しい風を〜火の国くまもとから吹きわたる〜」と題して、第52回全国国保地域医療学会が開催されています。秩父市からは、明日、大滝保健センターの新井ふみ子保健師が発表します。さて、政府は、全ての人がその恩恵を受けるべく社会保障制度の再構築をめざし「社会保障と税の一体改革」を決定し、国保の財政運営の都道府県単位化、高齢者医療制度の見直し、地域包括ケアシステムの創設が示されております。この地域包括ケアシステムは、地域における保健・医療・福祉の連携強化であり、切れ目なくそれぞれのサービスが受けられるようにするシステムです。今後、介護報酬にも具体的に盛り込まれ運営の上で財源が確保され、しっかり地域に根付いていく秩父市の根幹となる保健事業です。私もかねてから秩父市経営方針の最重点政策に示しており、そこで、全国から国民健康保険直営診療施設の代表が一堂に会した学会に、私も京都、高知についで出席しました。新井保健師は、大滝地区の福祉・保健・医療の関係者が情報共有と連携を取りつつ、その処遇検討を行ってきた内容を発表します。大滝では、秩父市全体と比較して、介護保険の認定率に有意差はありませんでしたが、特にサービスを受ける受給状況では認定の軽い人の受給率が低く、要介護3・4・5の人は施設介護を受ける方が多い結果となり、比較的元気なうちは、自分自身で頑張り、出来るだけ大滝で過ごしたいということを発表しました。大滝は、特に地域の絆がたいへん強い地域です。支援を必要としている人の周りには必ず、誰かの見守りがしっかり存在していることが大きな特徴であり、本人だけでなく、地域全体でいっしょに取り組んで行くことのできる地域と言えます。ですから、長くこの地区で生活してきた高齢者が培った価値観や考え方・生活環境を尊重し、高齢者がただ生きるのではなく、「自分らしく」生き続けていただくために、安心して暮らせる環境の整備とともに、周りで見守れる体制をさらに強化していかなければなりません。そして、周りの人にも、高齢者の心身の状態を理解し、健康や疾病について具体的な対応方法を学習する機会を作っていく必要があります。結果として、「ずっと大滝に暮らしたい」という住民の思いが実現できるのです。そのためには地域包括ケアシステムをしっかり構築していかなければならないと考えた次第です。

2012年10月5日

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