市長ブログ(平成24年)

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展覧会1 展覧会2
 本日、無事に帰国しました。日本から秩父銘仙やいざり機、繭から糸を引き出すための座繰器(ざくりき)を展示会場であるシェレフテオ博物館に持ち込み実演いたしました。会場を訪れた方々には、たいへん興味深くご覧いただき、シルクの魅力に浸っていただくことができたようです。隣の会場では、スウェーデン特産品の毛織物ヴァドマールの展示と羊の毛から毛糸を紡ぐ実演も行われていました。この伝統的毛織物は糸の太さこそ違いますが、紡ぐ、織るの過程は銘仙と似ている部分もあります。3年前の訪問記(コチラをご覧ください)でも詳しく記載いたしましたが、シェレフテオ市と秩父市とは、平成18年にヴェステルボッテン県知事が秩父市の木質バイオマス発電所を視察に訪れたのを契機に交流が始まりました。これまでは、林業や福祉システムの分野で情報交換などを進めてきましたが、このたび織物など伝統工芸にも拡大することができました。

  ところで、今日、生活様式の変化とともに数々の新しい生地が開発され、ヴァドマールなどの毛織物や銘仙などの伝統工芸が厳しい状況に陥っております。しか し、古きをたずねて新しきを知る「温故知新」という言葉がありますが、伝統工芸は技法を後世に継承するだけでなく、進化していくことが求められます。この交流を契機に、共通の問題を解決する新たな方向性が期待され、秩父市とシェレフテオ市との産業連携協定が、秩父銘仙の将来にも大きな意味をなすと考えております。そして、今回の3人の参加者は、いずれも現在活躍している秩父銘仙の第一人者の方々であり、展覧会での凛とした眼差しと真剣な取り組み姿勢を見ておりますと、秩父銘仙は消滅せず、将来につながると私は確信していますし、行政としてもできる限りの支援をしていきたいと思います。 

  なお、今回の企画は内外からも注目され、東京新聞の8月15日の紙面では、「 秩父銘仙 スウェーデンで紹介 秩父市、海外で初の単独出展」と銘打って大々的に報じられました。また、現地の新聞にも大きく取り上げていただき、展覧会のオープニングは、一時会場に入りきれないほどの人出となりました。なお、この 展覧会はスウェーデン王国シェレフテオ市では9月30日まで続き、その後、11月2日~12月4日まで、秩父市のちちぶ銘仙館で、ヴァドマールの展覧会を開催する予定です。ぜひ、ご覧いただきたいと思います。

 今後、秩父市は、姉妹都市であるアメリカ合衆国アンチオック市と英語教育を中心に連携を深めてまいります。9月からは、アンチオック市出身の英語教師(ALT)の派遣が決まっております。また、タイ王国ヤソトン市は龍勢の打ち上げを通して、吉田地域を中心に相互訪問による伝統技術の交流が深まっています。さらに、お隣の韓国江陵(カンヌン)市では、今までの文化交流から産業連携へ発展すると思われます。世界の中の秩父として、これからも姉妹都市、産業連携都市を土台にして売り出して行きたいと改めて思った次第です。最後に、この展覧会のオープニングは、大成功の内に終わることができました。3名の秩父銘仙関係者の参加者のご苦労を労いながら、この企画にご協力をいただいた秩父銘仙館の方々、さらにはすべての関係者に心から感謝申し上げます。

「シルク&ウール 布の文化」展の動画、シェレフテオ市訪問記をご覧ください

 

  

シェレフティオ市訪問記

2012年8月23日

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