市長ブログ(平成24年)

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 昨日、深夜にストックホルムからフィンランド国の首都ヘルシンキへ到着しました。今回の視察で、秩父市のまちづくりをするにあたり参考にしたいと以前から考えていたエストニアの首都タリンを訪れました。タリンは、ヘルシンキから南80kmに位置しています。バルト3国(エストニア・ラトビア・リトアニア)のエストニアは、まさに征服された歴史でした。まずヴァイキングに侵攻を受けた後は、ロシア人やドイツ騎士団に支配され、13世紀にはデンマーク領となり、16世紀にリヴォニア戦争が起こると、その支配はスウェーデンに帰属しました。18世紀に再びロシア帝国の支配下となり、1940年に今度はソ連に併合されました。その後、1991年に再びバルト3国は独立を果たし、そのニュースは世界を駆けめぐり、ソ連崩壊の重要な契機となりました。現在は3か国とも北大西洋条約機構(NATO)、欧州連合(EU)へ加盟し、ロシアとも隣国として政治や経済両面で深い結びつきを持っています。首都のタリンは、人口約40万人、名の由来は「デンマーク人の城」という意味で、その名のとおり、デンマーク人がトームペアの丘に城を築いたことから発展した街です。今もトームペアの丘とその周辺に広がる旧市街は中世の姿をとどめ、“中世の生きた博物館”と呼ばれるほど、歴史的街並の中に人々の生活が息づいています。なお、この旧市街は「タリン歴史地区」として世界遺産に登録されています。秩父市の街並みは、300年以上にわたる歴史があります。このタリンの町も世界遺産に登録される前には、寂れた街であったと聞き及びます。しかし、今ではたくさんの人々が訪れ、今日も街道はたいへんにぎわっていました。この原動力となったのは、中心部の広場から四方にガラス工芸や織物などの芸術家が数々の店を構え、観光客に本物の素晴らしさを味わってもらうようになったことも大きな要因であると思います。街は生きていることが最も基本であり、単に歴史的建造物を見せるだけでは人は来ないと改めて実感いたしました。秩父市のまちづくりに多いに参考になりました。 いよいよ、明日は帰国です。今回の北欧派遣を糧に、また日々の公務を行ってまいります。

2012年8月21日

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