市長ブログ(平成24年)

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シェレフティオの方々と エルヴスバッカ橋
 朝8時前にホテルを出発してヴァーサ号博物館に伺いました。ここは前回訪問した時と合わせて3回目の視察となります。ヴァーサ号はスウェーデンが強力な力を誇っていたグスタフ・アドルフ2世の治世に建造されました。全長62m、高さ50m、排水量1300トン、乗組員432人で17世紀の軍艦としては最大級でした。ドイツ30年戦争に参戦するため1628年8月10日に王宮近くの埠頭から処女航海に出たところ突然突風に襲われ、ストックホルム港内にいる間にあっけなく水深32mの海底に沈没してしまいました。設計ミスか大砲の積み過ぎか未だ原因不明です。1961年に引き上げられるまで333年間海中に沈んだままでしたので、95%は原型を留めたままに復元され、船壁には数百の彫刻が見事に施され見る者を飽きさせません。何度見ても圧巻でした。
 ストックホルムのアーランダ空港から11時20分発スカンジナビア航空SK1014でいよいよシェレフティオに向かいました。12時30分にシェレフテオ空港に到着し、空港で市執行委員長(市長)、議長、学芸員の方々に出迎えていただきました。市役所庁舎前のホテルで昼食の後、エルヴスバッカ橋を視察しました。この橋は、シェレフティオ川に架かる木橋で、全長130m、総工費2億弱の市費で建築され、約8か月の工期で完成されました。揺れないことを心がけており、完成後も橋の揺れを検出し続けているとのことです。今後、80年間持ち堪える設計で、飛び跳ねても確かに全く揺れがありませんでした。地域性を優先し歩行者とバイク、自転車の専用橋でした。橋の上では、両側の閑静な住宅街と眼下の豊かな水をたたえたシェレフティオ川からの心地よい風が、旅の疲れを忘れさせるひと時でした。ルレオ工科大学は、シェレフティオ市の中心市街地にあり、1976年に創立 、教授が9人おり、1万6千人の学生が全国から集まってきています。大学をご紹介いただいたトーマス氏からは、木材の研究と活用でスウェーデン国内ではトップレベルの大学であり、木材の乾燥における研究では世界有数とのこと。概して、研究部門が55%、学術部門が45%で企業と共同研究を主体的に行い、30社以上に上る企業からの出資で運営されるなど産官学連携を主体としているとのことです。他に、人体に使うCTスキャンを木材に応用し、如何に効率良く切り出せるか、集成材における断裂の原因究明を行う施設をご案内していただきました。 一旦、市庁舎近くのMalmiaホテルに帰り、18時半より市の執行部の方々から市庁舎隣のホテルで歓迎レセプションを催していただきました。日本から持参したプレゼントを贈呈し、しばし歓談に花を咲かせました。明日は、シェレフテオ博物館で展覧会の設営準備を行い、いよいよ明後日からの秩父銘仙展示会の本番に備えます。写真は、市で建設した木橋と、3年前の訪問では建設中でありました日本人の設計による耐震性の高い建物です。

2012年8月17日

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