市長ブログ(平成24年)

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2012年8月13日 盆の入り

 奥羽の覇者の伊達政宗に興味があり、火坂雅志著の「臥龍の天」上中下巻を読みました。この小説は、NHK大河ドラマにもなったベストセラーの 「天地人」と双璧をなす大作です。秀吉の地域主権の政治に反対した石田三成が豊臣政権を掌握し中央主権政治を強行し、それに対抗した徳川幕府は大名の自治を主体とした地域主権政治で300年続き、その後、富国強兵の明治政府が中央主権となり、それを象徴化した統帥権で太平洋戦争に突入した経緯があります。この小説では、伊達政宗が眠る龍が再び躍動し天を目指す如く、多くの犠牲や裏切りなどを経て、天下人を狙う生き方を描いております。数々の困難に当たった時、師である妙心寺派の僧、虎哉宗乙(こさいそういつ)は、禅語である「雨中に杲日(かじつ)を看、火裏に清泉を酌む」、即ち「雨の中でも輝く太陽を見、火の中から清らかな水を汲み上げる」、自由自在な心の働きを持って物事に当たるようにと諭しています。この言葉は、政治を預かる者として、胸に残りました。歌人である政宗の辞世の句は、「曇りなき心の月を先立てて 浮世の闇を照らしてぞゆく」です。
 今日は、新盆の御宅を訪問し、故人の霊を弔いました。合掌しながら、「浮世の闇を照らして欲しい」と念じてまいりました。

2012年8月13日

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