先日の北朝鮮のミサイル発射にともない、J-アラートによる国民への緊急情報の伝達が予定されていました。現在、秩父市では、市町村合併前の旧4市町村で整備した防災行政無線をそのまま個別運用しており、J-アラートの受信機および自動起動機を1機導入しただけでは、市全体に情報を伝達することはできません。そこで、急場しのぎで高額な費用をかけて設置するより、新庁舎建設に合わせて、旧4市町村の防災行政無線の統合、デジタル化を含め、総合的な情報伝達対策の中で、J-アラートの整備を進めることとしております。なお、今回の北朝鮮のミサイル発射への対応 については、発射予定の4月12日から16日の午前7時から正午まで職員を非常配備し、EM-ネットによる国からの緊急情報を受信した際に、J-アラートとのタイムラグがほとんど発生しないよう、速やかに防災無線放送ができる体制をとり、万全を期しておりました。
今後につきましては、秩父消防本部指令課においても、EM-ネットによる国からの緊急情報を受信できるよう国へ申請しておりますので、消防本部にも協力いただき、休日や夜間等の緊急情報伝達もタイムラグがなく円滑にできる体制を整備するとともに、早期に新市役所本庁舎を建設して、緊急情報の伝達を行えるようにしてまいります。