市長ブログ(平成22年)

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2010年9月24日 加子母森林組合視察

加子母森林組合視察1 加子母森林組合視察2
 私はかねてから、秩父の森林を蘇らせるには、林業経営を健全にしていかなければならないと考えていました。そこで、「飛騨のひのき」が全国的に高い評価を得ているとの理由により、朝7時に秩父市を出発し、岐阜県中津川市の加子母(かしも)森林組合へ秩父林業対策協議会として視察に行きました。この地域は、平成17年に中津川市と市町村合併をいたしましたが、村時代の方針として、歴史的にも永きに渡って森林管理道を整備し、木材の切り出しを容易にしてきました。「美林萬世之不滅(びりんばんせいこれをたやさず)」の基本理念のもとで、経済林として優良材を生産、山林ごとに林齢の異なった植林を行っております。具体的には、目印を付けて百年残す木を明確にしており、その一方、同じように木を切っているのではなく、職員が木の質によって何mに切ったらよいかを決めているとのことでした。また、針広混交林への誘導、水源林としての整備も積極的に行っております。秩父地域の森林との違いは、森林面積(10,674ha)が秩父市の森林面積の約5分の1であり、当地区はヒノキ林が78%、スギ林22%であるのに対して、秩父はこの割合が逆転しております。販売価格でみても、高い木で1立方メートルあたり10万円近くになるそうですが、平均で約1万6千円とのことです。ちなみに秩父では約1万円です。建築用材にならない木はあまりなく切り捨て間伐はほとんど行われていないとの説明を受けました、このことから、組合の規模は小さいのですが、良質のヒノキ材を高い価格で販売し、木工製品の製造や一部ブリケットなど燃料製品も製造し、林業経営を健全化してきたとのことです。
 この視察を通して、秩父地域の森林は、林業従事者を増やし間伐や枝打ちを積極的に行い、良質な木材を育て、森林管理道を早急に整備し機械化を進め、切り出しコストを下げるようにして行かなければならないと感じた次第です。

2010年9月24日

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