三峯神社日鑑

県指定有形文化財(古文書)
昭和46年3月31日指定

三峯神社日鑑みつみねじんじゃひかがみ 125冊

所在地:秩父市三峯298番地
所有者:三峯神社


 日鏡は1年1冊にまとめられた編年体の日誌で、安永8年(1779)以来のものであり、美濃紙が綴られた大型帳簿である。表紙には年号と日鑑、日記、日誌簿等の帳簿名が、裏表紙には札場(ふだば)、役寮、役所、社務所等の記録者の場所が記されているが、時代によって名称が異なる。
 内容は、昔からの年中行事や大宮郷(現秩父市)、江戸との交渉の模様、文人・墨客(ぼっかく)をはじめ、多くの名士の登拝や神社を通じての世相の変流などを記した独特の資料で、極めて貴重な記録である。
三峯神社日鑑