ファンの力で聖地をきれいに!
秩父が舞台になっているアニメ「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」(通称「あの花」)は、2011年4月から6月にフジテレビ・ノイタミナ枠で放送され、2013年に映画化、2015年に実写ドラマ化されました。アニメが放送されてから7年たつ今も、聖地巡礼に訪れる多くのファンがいます。

「あの花」ファンが多く訪れる夏休みを控え、7月15日、「聖地ちちぶ お掃除大作戦!2018」が開催されました。集合は、アニメのメインビジュアルに登場した旧秩父橋です。

ツイッター、ホームページだけの告知にもかかわらず、猛暑の中52人もの方が参加しました!秩父近郊だけではなく、東京都、千葉県、神奈川県、茨城県など県外からの参加者もいました。

参加受付簿の欄をみると、「氏名またはハンドルネーム」という欄がありました。SNSで発信・交流する際にハンドルネームを使用しているので、ハンドルネームの方がわかりやすいようです。参加者には、特製の軍手を渡されますが、「もったいないので持参の軍手を使う」と話している人が何人もいました。


参加者の皆さんが植え込みに生えている雑草を抜き、ゴミ拾いを行います。ごみ袋に雑草やゴミがどんどん集まっていきます。


橋の上での清掃だけではなく、橋の下におりて、一面に生えている雑草を刈っていきます。参加者同士で声をかけあって作業を進めていきます。

参加者の皆さんのがんばりのおかげで、見違えるようにきれいになりました。作業の休憩時に参加者同士で話をして交流を深めていました。「こういう交流があるのも『あの花』だよね」と話している参加者もいました。

清掃作業をしている間にも、聖地巡礼を楽しむファンの方がいました。
アニメファンを飽きさせない事務局の働きかけ、一緒に盛り上げているというファンの連帯感・交流があるから、放送から7年たっても人気が続いていることを感じられる清掃作業でした。