想いを乗せて飛び立つ農民ロケット!!~椋神社の龍勢祭~

想いを乗せて飛び立つ農民ロケット!!~椋神社の龍勢祭~


 10月9日に椋神社の神賑行事である「龍勢祭」が行われました。火薬製造の資格を得て、伝統を受け継ぐ27流派が30本の龍勢を打ち上げました。

龍勢祭1

 龍勢は、約18メートルの竹でつくられた矢柄の先端に、火薬筒を付けて、唐傘や吊し笠などの背負い物を積んだ手作りロケットです。点火後、轟音とともに、龍勢が一瞬で約300メートルの上空へ昇る様子を「龍」に例えられたことから、その名がつきました。
 当日の朝は雨が降りましたが、だんだん小雨になり、お昼前には雨もやみました。

龍勢祭2 龍勢祭3

 各流派が想いを込めた作り上げた龍勢を龍勢櫓(打ち上げ場所)まで運びます。沿道では多くの人たちがその様子を見守ります。

龍勢祭4 龍勢祭5

 龍勢櫓への道は上り坂です。力を合わせて運ぶ様子に「絶対成功をさせるぞ」という強い気持ちが見ている人にも伝わってきます。

龍勢祭6 龍勢祭7

 龍勢櫓で、「東西~東西~」で始まり、「ご奉納~ご奉納」で終わる独特の節回しの口上を述べます。口上が終わると点火に入りますが、流派の人たちも見ている人も緊張の一瞬です。

龍勢祭8 龍勢祭9

龍勢祭10 龍勢祭11

 轟音と煙をあげて、またたくまに櫓を昇る様子は、まさしく龍です。

龍勢祭12 龍勢祭13

 上空へ昇りつめると、唐傘、吊るし傘などの背負い物が龍勢から放たれてひらひらと落ちてきます。

 成功すると、打ち上げた流派は歓声をあげ、ハイタッチを交わしていました。見守っていた他の流派も龍勢の打ち上げの成功を称えていました。

龍勢祭14 龍勢祭15

 椋神社境内にも多くの人が参拝し、賑わっていました。

龍勢祭16 龍勢祭17

 会場で配られていたパンフレットには、「龍勢祭スタンプラリー」があり、龍勢会館、龍勢説明特設コーナー、椋神社社務所の3か所でスタンプを集めると、抽選でオリジナル景品が当たるイベントもありました。
 応募をした方は、「もしかしたら、何か当たるかも!?」と帰ってからの楽しみができました。

 今年の龍勢祭は、91,000人が訪れ、大変にぎやかな1日となりました。