晴天の中、元気な掛け声と屋台囃子の音が響く「秩父川瀬祭」

晴天の中、元気な掛け声と屋台囃子の音が響く「秩父川瀬祭」

神輿を担ぐ氏子たち


 平成25年7月19日・20日、秩父神社にある「日御碕宮(ひのみさきぐう)」の夏祭りである「秩父川瀬祭」が行われました。今年は両日ともに好天に恵まれ、20日が土曜日であったこともあり、大勢の見物客でにぎわいました。

本町 道生町


 祭り当日には、市指定有形民俗文化財である笠鉾・屋台8台が曳き回されます。囃子手(はやして)・拍子木(ひょうしぎ)・曳き手を子どもたちが務めることから、秩父川瀬祭は子どもの祭りと言われています。

宮側町 東町


 19日午後1時ごろから、各町の笠鉾・屋台が曳き回され始めます。リズムを刻む拍子木や太鼓の音、子どもたちの気合のこもった掛け声が響き、街はだんだんにぎわっていきます。
 山車を方向転換するのは大変な作業! ジャッキとてこ棒を使って、力を入れながら方向を転換させます。

笠鉾・屋台 天王柱立て神事


 19日の夕刻、神社境内に各町の笠鉾・屋台が集まり、本祭の前夜祭である宵宮が行われます。この日には「天王柱立て神事」という行事が厳かに執り行われます。「日御碕宮」に祀られている神様「須佐之男命(すさのおのみこと)」を天王柱へお迎えし悪疫退散を祈願します。夕闇の中、提灯やぼんぼりの灯りが灯され、幻想的な雰囲気を醸し出していました。

番場町 上町


 翌20日の本祭では、「お川瀬」と呼ばれる秩父川瀬祭のメインとなる行事が行われます。正午過ぎ、各町の笠鉾・屋台と秩父神社の御神幸行列が荒川の武之鼻河原に向かいます。

神輿洗い 祭典


 武之鼻河原に到着すると、氏子たちは秩父神社神輿を荒川の清流の中に担ぎ込みます。そして、秩父川瀬祭の最大の見せ場「神輿洗い」が行われます。氏子たちは「ワッショイ、ワッショイ!」と掛け声を出しながら荒川の清らかな水で神輿を洗い、悪疫が流れ去るようにとの願いを込めて、禊(みそぎ)をしました。その後、河原で祭典が行われ、今年の夏の無事を祈願しました。

本町 五町曳き別れ


 「お川瀬」から帰ってくると、秩父神社付近の本町交差点で、番場町・宮側町・東町・熊木町・道生町の5町による「五町曳き別れ」が行われます。来年も無事に祭りを開催できることを願いながら、それぞれの町に帰っていきます。

 その後も、午後10時に各町の笠鉾・屋台が収められるまで、子どもたちの掛け声や屋台囃子が秩父の街で響き、大変にぎわっていました。