「つつが虫病」にご注意ください!

「つつが虫病」にご注意ください!

 
 秩父保健所管内で「つつが虫病」患者の報告(平成24年5月11日付け)がありました。ご注意ください。

 

つつが虫病とは

 リケッチア(一般の細菌より小型の寄生性の細菌)を保有するダニ(アカツツガムシ・タテツツガムシ・フトゲツツガムシ等)に吸着されると感染し、5日から14日の潜伏期間を経て発病します。発疹性の熱性疾患です。

人から人への感染はありません

 当該のダニのリケッチアの保有率は、0.1~3%です。全てのダニが保有しているわけではありません。
 ダニの幼虫期による吸着(孵化後の幼虫期の成長過程で一度地表に出て動物に吸着)なので、感染は春から初夏、秋から初冬に多く発生がみられます。(ダニの種類で幼虫期が異なります。)

症状等(刺し口・高熱・発疹が特徴)

 頭やわきの下、腰などが刺されやすい場所と言われています。
 刺されてから2~3日で刺された場所が赤く腫れ、4~5日で水泡となりその後潰瘍へと進みます。
 刺されてから10日前後で、全身の倦怠感、手足の痛み、頭痛を伴う発熱が始まります。
 高熱が1~2週間続き、発疹が発熱後2~5日間に現れます。(5ミリ程度で紅斑性・丘疹性で、全身に出現しますが、胸・腹・背部に多くみられます。)
 早期に適正な抗生物質を使用すると比較的早く治りますが、誤った対応をすると重症化する場合もあります。

注意

 全国の河川敷や、山間部等に、リケッチアを保有するダニは生息しています。
 ダニ類の生息場所に出かける場合は、肌の露出を少なくし、除虫剤を適宜使用するなどの対策をとりましょう。

具体例は次のとおり

 (1)長袖や長ズボンを着用しましょう。(手袋や長靴も有効)
 (2)肌が出る部分には防虫スプレーを活用しましょう。
 (3)地面に直接寝転んだり、腰を降ろしたりしないよう敷物を使用しましょう。
 (4)脱いだ上着やタオルは、不用意に地面や草の上に置かないようにしましょう。
 (5)帰宅後はすぐに入浴し、体に付いたダニ類を落とし、脱いだ衣服はすぐに洗濯しましょう。