入川渓谷 新緑のトンネルを抜けて荒川源流へ 

入川渓谷 新緑のトンネルを抜けて荒川源流へ 

 

入川渓谷の様子

      ※写真はすべて平成22年5月22日に取材した際に撮影したものです。

 奥秩父のそのまた奥、母なる川、荒川の源流である赤沢出合を上流に位置する入川渓谷は、新緑の春に始まり、渓流釣りを楽しめる夏、そして紅葉の秋にかけて、多くの方が訪れる場所です。この悠久の自然と歴史をもつ渓谷をひた歩き、大自然の営みを全身で感じれば、きっと心も体もリフレッシュできるはずです。
 

 川又のバス停から入川渓流観光釣場までは、車両の進入があるので注意しながら未舗装の林道を進みます。谷あいに入ると、目に浸みるような新緑が見事です。

前田夕暮の歌碑 帯解坂

 夕暮れキャンプ場の一角には、歌人の前田夕暮の歌碑があります。右手の斜面には、夕暮の別荘があったそうです。別荘への急坂は、夕暮が着物の帯をほどきながら登ったため、「帯解坂(おびときざか)」と呼ばれています。

入川渓流観光釣場 林業用モノレール

 
  入川渓流観光釣場は、川をせき止めていくつもの釣場が連なる釣堀です。車両の進入はここまでです。林道脇には、急斜面に一本のレールを敷いた林業用モノレールがあります。

トロッコの軌道跡を進む 苔むした岩と岩清水

 
  林道に別れを告げると、東京大学の演習林を通る遊歩道です。山からの落石と滑落に注意しながら進むと、森林鉄道として使っていたトロッコの軌道跡が現れます。
 遊歩道はトロッコの軌道跡を使っているため、渓流の轟音を聞きながら一定の傾斜で登っていけます。苔むした岩清水やオーバーハングした岩下も通りながら奥へ進みます。途中、小さな滝や、大木が随所で見学できます。

せり出した岩をくぐる 新緑と渓流

 
  2つの流れ(入川と赤沢)が合流する地点には、休憩できる小さな広場があり、「一級河川荒川起点」の石碑があります。ここから東京湾まで、約173キロかけて荒川は流れて行きます。 

上流へと進む 「一級河川荒川起点」の石碑

入川渓谷について詳しくは・・・

※お出かけになる際には、下記の関連機関で事前に情報を入手して、落石と滑落事故に注意して歩きましょう。

東京大学秩父演習林 
大滝総合支所地域振興課  電話 0494-55-0861
(社)秩父観光協会 大滝支部  

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