荒川中学校の生徒が福祉施設で「白久串人形芝居」を上演しました

荒川中学校の生徒が福祉施設で「白久串人形芝居」を上演しました

荒川中学校 白久串人形芝居6

 
 平成22年3月8日、荒川中学校の3年生が荒川上田野の介護福祉施設「ケアホーム楓」(社会福祉法人 秩父正峰会)を訪れ、地元が誇る郷土伝統芸能「白久串人形芝居」を上演しました。
 今回の公演は、これまで総合学習の授業の中で、白久串人形座の方々の指導をいただきながら学習を重ねてきた成果を発表するとともに、入居者の皆さんとの交流を図って地域に貢献することを目的に行われました。

荒川中学校 白久串人形芝居3 荒川中学校 白久串人形芝居4
 

 串人形の舞台も人形も、これまで授業の中で生徒たちが作ったもので、本物の串人形芝居のように立派なものです。上演の際は、舞台係、三味線、語り・台詞、人形の操作などの役割を生徒のみで行い、「阿波の鳴戸」「赤城の子守唄」の2幕を演じました。

荒川中学校 白久串人形芝居7 荒川中学校 白久串人形芝居5
 

 お年寄りの皆さんも、この訪問を心待ちにしていたようで、生徒たちの一生懸命な姿にじっと目をやり、心のこもった「出張版・白久串人形芝居」を楽しんでいたようでした。会場からの大きな拍手をもらって芝居は幕を閉じ、最後に生徒代表の新井さんが「これからも自分たちから地域に出向き、地域のために貢献していきたいです。」と頼もしくあいさつをしました。
  卒業式まであとわずかの3年生。自分の生まれ育ったふるさとが誇る伝統芸能に触れることができたこの素晴らしい体験は、しっかりと思い出に刻まれるとともに、これからの人生にきっと役立っていくことでしょう。

荒川中学校 白久串人形芝居2 荒川中学校 白久串人形芝居1
 

「白久串人形芝居」とは

 

 白久串人形芝居は荒川白久に伝わる伝統芸能で、国選択無形民俗文化財(県指定無形民俗文化財)[登録名:白久の串人形(白久の人形芝居)]に指定されています。全国的にも極めて珍しい「二人遣い」という方法で人形を操作し、一人遣いの人形に長い支柱と手さばき用の差し串をつけ二人で遣うように工夫がしてあります。