第28回 秩父歌舞伎定期公演が開催されました

平成22年2月28日(日)、秩父宮記念市民会館にて、第28回秩父歌舞伎定期公演が開催されました。この公演は、秩父祭の屋台芝居を支える「秩父歌舞伎」の保存と研究をしている「秩父歌舞伎正和会」(秩父市指定無形民俗文化財)が毎年2月最終日曜に開催している公演で、今回は秩父市立花の木小学校歌舞伎クラブも出演しました。

午前はあいにくの雨模様でしたが、県内外から580人もの観客が来場しました。 秩父歌舞伎正和会は、「歌舞伎の三大名作」と称されるもののうち2つ『仮名手本忠臣蔵』・『義経千本桜』を、花の木小学校歌舞伎クラブは『吉例曽我対面』を上演し、演者たちの迫真の演技に、観客席から盛んに喝采が飛び交っていました。

来場した観客の方々も、脈々と次の世代に受け継がれている確かな伝統に裏付けされた地域文化に触れることができる、大変素晴らしい機会となったようで、公演は今回も大成功のうちに幕を下ろしました。

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秩父歌舞伎正和会保存会事務局(文化財保護課)
電話0494-22-2481